佳子さま

 この10月、秋篠宮家の次女である佳子さまは特に多忙な日々を送られている。

「10月2日から3日はお母さまである紀子さまと『瀬戸内国際芸術祭』を視察するため、香川県へ。そして10月7日から8日は『国民スポーツ大会』への臨席のため滋賀県を訪問し、バスケットボールなどの競技を観戦されました。

 9日からは京都府へ赴き、10日までご滞在。日本工芸会の総裁として『日本伝統工芸展京都』をご覧になりました」(皇室ジャーナリスト)

紅白のコントラストが映える佳子さまのスタイリング

 行く先々でファッションが注目される佳子さま。京都での最新の着こなしも話題を呼んでいる。

京都1日目では真紅のシャツワンピをお召しに

「1日目は真紅のシャツワンピをお召しになっていました。袖口にはマットな質感の金色のボタンがあしらわれていて、華やかな雰囲気の中に落ち着きを感じさせるエレガントな1着でした。さらに、靴やカバンなどの小物が全て革素材の黒で統一されていたことで、洗練された印象を感じました。

 この日はパナソニックの創業者である松下幸之助さんの別邸で、今は人間国宝が製作した着物や漆芸などが展示される『松下真々庵』をご訪問。工芸品が立ち並ぶ荘厳な雰囲気に、赤と黒のシックな配色がとてもよく映えていましたね。

 皇室の方が赤をお召しになることは珍しいように思いますが、佳子さまは時折、差し色などに赤を用いている印象です。赤を使った大胆なカラーリングが、とてもよくお似合いになります」(ファッションジャーナリスト、以下同)

 2日目は京都高島屋で開かれている『日本伝統工芸展京都』をご覧になった。

「この日の佳子さまはオフホワイトのセットアップをお召しになっていました。丸襟のジャケットに合わせて、首元には桜の模様が散りばめられたオレンジ色のスカーフをご着用。

 小物はセットアップの色になじむ薄いベージュで揃えられていて、首元のスカーフがより引き立つコーディネートでした。前日とは雰囲気がガラッと変わり、さわやかで柔らかい印象を受けました」

 最近は髪型にも変化があったようだ。

「昨年1月、佳子さまは肩下まであったミディアムロングの髪の毛を切り、ボブヘアにイメージチェンジなさいました。それから約9か月、再び髪を伸ばされているようですね。今は肩に届くロングボブほどの長さです」(皇室ジャーナリスト、以下同)

 京都に滞在された2日間は、工芸品をより近くで見るため、前のめりになるシーンが多いことを想定してか、髪がお顔にかからないよう、髪をまとめられていた。

 1日目は赤、2日目は白と紅白コーデでお出ましになった佳子さまのお姿は、歴史ある京都の街にさらなる華やぎをもたらしたようだ――。