
最新のおもな皇室のご動向を振り返る「皇室の最新ダイアリー」。今回は10月1日~10日までの、天皇、皇后両陛下、愛子さま、佳子さまのニュースをお伝えします。
最新の皇室ダイアリーを一挙ご紹介!
天皇・皇后両陛下
10月4日、5日と京都府を訪問し、京都府立植物園の視察や国立京都国際会館で開催された国際会議「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」の開会式に出席されたほか、桂離宮も鑑賞された。

「植物園では、世界各地のドングリの木を集めた森で天皇陛下が木の種類を尋ねられ、雅子さまは高山植物のエリアで『きれいですよね』と見入っていました。雅子さまが植物園を意識したような大胆な花柄のスカーフをされていたのも大変話題になりました」(皇室担当記者、以下同)
国際会議では陛下が英語でスピーチに臨まれ、AIの技術がもたらす革新や課題について語られた。スピーチでは「世界の指導者たちの英知を結集し、地球の未来のために、そして人類の持続的発展に向けて、科学技術を最良の形で活かす方法を模索する努力が続けられることを望みます」と述べられた。
6日には、2度目となる大阪・関西万博を訪れ国連パビリオンなどをご視察。
「大阪・関西万博では会場で来場者から熱烈な歓迎を受け、お手ふりで応じられました。『いのちの未来』では、アンドロイドの姿に天皇陛下は“すごく人間らしかったです”と喜ばれたり、雅子さまは“目が合いますね”と感心されていました」
愛子さま
10月5日、6日に滋賀県を訪れ『国民スポーツ大会』の観戦などを予定されていた愛子さま。ところが、10月1日に宮内庁から新型コロナウイルスへの感染が発表され、ご訪問を取りやめられた。
「9月はご公務も重なったうえに、日本赤十字社でのお仕事も忙しいようでしたのでお疲れだったのかもしれません。10月1日の検査で感染が確認されたものの、2日には平熱に戻り、7日から通常通りの生活に戻られました。
7日はお仕事をリモートの在宅勤務で行われたそうです。愛子さまの新型コロナ感染の報道では、ご訪問を心待ちにしていた滋賀の方はもちろん、SNSなどでも“しっかりと体を休めてください”“ご無理をなさらないで”といった心配の声があふれていました」
佳子さまのご動向
佳子さま
10月2日、3日は秋篠宮家の次女・佳子さまは紀子さまと一緒に香川県を訪問され、『瀬戸内国際芸術祭2025』や直島にあるベネッセハウスミュージアムなどを視察された。

「母娘での地方訪問は私的に訪れた8月の広島以来のことで注目を集めました。
3日に子育て支援の活動を視察された際には、説明役の女性が“実は娘も同じ佳子という名前です”と赤ちゃんを紹介すると、佳子さまはぐっと顔を近づけて“佳子です”と自己紹介されるなど、心温まる一幕も。紀子さまが、赤ちゃんを見ながら佳子さまに“こんなときがあったのよ”と話されていたのも印象的でした」
佳子さまは、10月7日から8日は『国民スポーツ大会』への臨席のため滋賀県を訪問し、バスケットボールなどの競技を観戦された。9日からは京都府へ赴き、10日までご滞在。『日本伝統工芸展京都』をご覧になった。
「8日に国民スポーツ大会の総合閉会式に出席したあと、滋賀県立伊吹高を訪問し、体育館で書道パフォーマンスを見学されました。佳子さまは、部員ひとりひとりに入部のきっかけを質問されたり、“見ていて楽しくて、うれしい気持ちになりました”などと声をかけられていました。
見送りに立った生徒たちが手でハートマークを作ると、佳子さまも同じポーズを返される場面もあり、生徒たちは感激していましたよ」