
東京の地域政党「自由を守る会」代表で、東京都議会議員の上田令子氏のX投稿に批判が殺到している。
《【情報募集】小池知事と女性局長がオソロでつけてる赤い禍玉…もとい勾玉風ペンダントのあらゆる情報大募集》
小池百合子の《情報募集》の謎投稿
小池百合子知事と女性局長が赤いペンダントを身につけている写真を添えて、こう投稿。上田氏は、以前から小池知事を敵対視しており、小池氏の問題点をSNSなどでも取り上げてきた人物だ。

しかし小池知事らが着用していたペンダントは輪島塗りの商品で、能登支援で着用しているのでは? と指摘が相次いだことで、当該ポストを削除。
《小池知事が身につけていたペンダントにつき 能登支援の輪島塗と考えられますことから心よりお詫び申し上げます。 被災地の皆さまに不愉快な思いを抱かせる不適切な表現を使い誠に申し訳ありませんでした。 既に拡散されておりますが、これ以上のご迷惑を広げないために削除させて頂きます》
と謝罪したものの、上田氏に厳しい意見が殺到することに。
《小池さん好きではないけど輪島塗のペンダント付けているだけで何か良からぬ事のように取り扱っている議員の方がよほどやばい この人達は粗探しが仕事なのか》
《他人の行動を何でもかんでも邪推してしまうのは結局、自分自身の性根が汚いからだよ》
上田氏は何故、このような投稿をしたのだろうか? 全国紙社会部記者はこう推測する。
「東京都がエジプト経済界とエジプト人労働者の就労協力を結んだことで、“移民受け入れの促進に繋がるのでは?”と懸念の声が上がっています。古代エジプトで魔除けや装飾品として使われた『ラピスラズリ』が勾玉形に加工されることがありますからね。今回のエジプト人労働者の就労協力の件と結びつけたかったのでしょうが、浅はかすぎますよ」
上田氏は9日に行われた東京都議会の最終日で、都がエジプト経済界と結んだエジプト人労働者の就労で協力する合意書の見直しを強く求めている。
小池知事の行動に物申すのはいいが、“陰謀論”っぽい投稿は自身の発言の説得力がなくなるだけに、今後は気をつけてほしいものだ。