
14日、前橋の小川晶市長と10回以上に渡り“ラブホテルで打ち合わせ”をした部下の既婚者男性の妻が代理人を通じでコメントを出した。そこには夫が提出した「事情説明書」は「事実でる」とし「小川市長に対して今回の件に関し快く思わない面もあります」と素直な胸の内を明かした。
一方、小川市長は釈明会見やコールセンターの設置など対応に追われているようだが、彼女のやることすべてに市民からブーイングの声が殺到している。
前橋市長のお相手・男性職員の「事情説明書」
事の発端は、9月24日に『NEWSポストセブン』が報じた密会疑惑だ。市長と職員がラブホテルを利用していたとの報道に、小川市長は緊急記者会見を開き、ホテルへ10回以上行ったことは認めたものの“男女の関係”については否定。あくまで相談に乗ってもらっていただけだと釈明した。
「もちろん、ラブホテルに10回以上2人きりで行っていて“何もない”というのは信じがたいですよね。当然、市民もそう感じたのでしょう。問題が発覚してから、市に対して苦情の電話が殺到しています。そこで、10月10日から市長の個人事務所にコールセンターが設置されることになったのですが、これにも《市民の金使ってコールセンターとかあり得ない!》《保身のための醜い時間稼ぎだろ》と、批判が殺到しています」(全国紙記者)
また、コールセンター設置と時を同じくして、密会相手とされている男性職員が市議会議長らに「事情説明書」を提出。7000字以上にわたる弁明の中で「場所の選定に関して私が判断を誤った」としつつ、2人で会っていたのは、あくまで未熟な市長へのマンツーマン指導のためと説明している。
なぜラブホテルなのかという点に関しては、「出入りの際に誰にも会わず、人目を気にせずに話ができる場所として思いついた」「インターネットで調べたら女子会利用などもあると出てきたので」と弁解しているが、苦しすぎる言い訳にネット上では《どんな思考回路だよ》《往生際が悪いにも程がある》といったツッコミも。
「市民と仲良しこよし」対話会にも非難
まったく収まる気配の見えない“密会問題”。10月13日には、市長が非公開の市民対話会を極秘に開催。対話会は市民有志が主催し、事前に予約した市民を対象として午前と午後に計6回行われたという。
「“市民対話会”というと聞こえがいいですが、実際は出席者のほとんどが市長を支持する人々だったようです。しかも、参加できたのはわずか120人の市民のみ。内容も非公開で、一体何のための対話会なのか……」(前出・全国紙記者)

対話会に出席した人からは《反省しているのは伝わった》と納得する声もあるようだが、
《ただの茶番だよね。続投のための雰囲気作りに過ぎない》
《自分を推してくれる市民と仲良しこよしして、“続投の声が多いので!”ってやる気満々じゃねえか》
《非公開にする意味ってあるの?ほんと時間と公金の無駄》
と、市民からはブーイングの嵐。
やることなすこと全てが“悪手”に思える小川市長。しっかりと説明責任を果たすしかもう道はないと思うのだが、果たして――。