結婚を電撃発表の料理研究家・園山真希絵

 10月14日に放送された『昭和平成の名場面50連発!あの人ビフォーアフター』(フジテレビ系)で、料理研究家の園山真希絵がおよそ1年半前に結婚していたことを発表した。お相手は作詞家・作曲家・音楽プロデューサーとして活躍するTAKESHIとのこと。かつては、その恋愛で“お騒がせ”したこともあった園山が、結婚の裏側を『週刊女性PRIME』に明かしてくれた。

園山真希絵、TAKESHIとの出会い

「彼と出会ったのは、2023年の秋ごろに行われた食事会です。6人ほどが来る予定だったのですが、当日に体調不良で欠員が出て、そのピンチヒッターとして来てくれたのがTAKESHIさんだったんです。ただ、私は大人数の会があまり得意ではないので、とにかく“早く帰りたい”と思っていたんですよね……。

 ずっと帰るタイミングを見計らいながら料理を取り分けていて、彼の第一印象とかは覚えていません(笑)。その後、2024年1月に私の誕生日会としてライブをやることになり、ギターをお願いして一緒に練習を重ねるうちに仲よくなっていきました」

 しかし、TAKESHIと出会ったころの園山には“結婚願望”はなかったという。

TAKESHIの誕生日にハワイを訪れたふたり

「ずっと“ワークライフバランス”というものが私の中にまったくなくて、朝から朝まで仕事をして、自分で言うのも変なんですけど、自立しすぎているんですよね。それに、次から次へと新しい目標にチャレンジしたくなるタイプなので、結婚どころじゃなかったというか。プライベートの時間より仕事を優先してしまうので、そこを理解してくれる人じゃないと、結婚してもうまくいかないだろうなと思っていました」

 そんな中、なぜ“結婚したい”と思うようになったのか。

「改めて考えたんですけど“無意識”というかなんというか……。“仕事人間”の私にグイグイアプローチしてくるなんて、自信がありすぎる人じゃないと無理だろうと思ってたんですけど、そこを突破してきてくれたのがTAKESHIさんでした。

 私、過去にいろんなことがあってどん底を見た中で、心理学とか精神学の勉強をするようになって“潜在意識”が自分の人生を左右しているのだと知りました。どんなことも結局は自分の潜在意識が引き寄せていたんだと 。今回の結婚も、そういう部分が大きいのだと思います

 というのも、園山の育った環境が影響しており、

「私の母はいまだに仕事をバリバリしながら、家事もしっかりする生活をしています。そんな母の背中を見ていたからか、同じようにしっかり仕事をして、家事をして人のお世話をして、誰かに喜んでもらいたかったんですよね」

叶えられなかったライフプラン

 また、叶えられなかったライフプランも、結婚を後押ししたという。

今、47歳なのですが、45歳を過ぎたころに“もう子育ては無理だ、残念だな……“と思ったんです。でも、子どもが好きだったので、潜在的なところで子育てがしたいという思いがずっと根っこにあったようで、そんな中で出会った彼が、まるで高校生みたいな人だったんですね(笑)。もちろん大人ですし、しっかりしていて、作詞作曲の才能もあって……という人なんですが、本当に素直で。

 子どもが親になんでも話したり質問したりするように、だいたいの大人が“言わなくていいか”と胸に秘めておくようなことを話してくれたり。あと、彼はずっと音楽の仕事一筋だったので、いわゆる社会経験というか、人間対人間の付き合いが少なかったんだろうなと思う部分もあります。だけど、そういうところも許せてしまうんですよね。そんなときにふと“子育てってこういうことなのかも”と思って。もしかしたら、それで結婚したのかもしれません(笑)」

 TAKESHIと出会ってから、食生活にも変化があった。

「これまでは、仕事柄いわゆる評価の高い飲食店に行くことも多かったんですが、結婚してからは、今まであまり行くことがなかったチェーン店に行くことが増えました。『鳥貴族』とか『CoCo壱番屋』とか。食べてみたらクオリティーの高さにすごく感動して、やっぱり“お客さんが集まる”ってこういうことなんだと思って勉強になりました。」

 入籍したのは2024年3月15日。

「当時、私が数社の社長をやってたんですね。なので、名前が変わると契約書を撒き直したり、業務に支障が出る可能性があったので、TAKESHIさんに相談したら“じゃあ自分が苗字変えるよ”と。何の迷いもなく言ってくれて、本当にありがたかったですね」

 ちなみに、婚姻届の証人は?

婚姻届の証人である鳥貴族の大倉社長との3ショット

私たちが尊敬している音楽プロデューサーの方と鳥貴族の社長の大倉忠司さんです。お2人とも昔からお世話になっていて、大倉さんは彼がSUPER EIGHTの曲をたくさん作っていたのと、私も同じ飲食業界で仕事をしている中でたくさん助けていただいた方なので、お願いすることになりました」

 では、これからどんな夫婦を目指していくか。

「出会った方々にとって“ギフト”のような夫婦でありたいですね」

 結婚当初から“別居婚”をしているというふたり。10月21日発売の『週刊女性』では、夫婦対談が実現! 新婚生活やハワイ旅行の道中で起きた“珍事件”を、たっぷり語ってくれた。

 園山夫妻、末永くお幸せに!