
2025年10月14日、大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』の司会者が発表された。今年は綾瀬はるか、今田美桜、有吉弘行、そして同局の鈴木奈穂子アナウンサーの4人が務める。綾瀬は6年ぶり4回目、有吉は3年連続3回目、今田は初の起用となった。
11年ぶりの出演が期待される“大物バンド”
発表直後から喜びの声が上がる一方で、疑問の声も少なくない。3年連続の有吉起用に対しては《さすがに今年は変えてほしかった》《新鮮さが欲しい》といった意見が寄せられ、綾瀬に対しても《前やってた時に事故ってたイメージあるけど大丈夫?》と心配する声が見られた。
「今年のテーマは『つなぐ、つながる、大みそか』。放送100年を締めくくる節目の紅白として、《これからの100年もすてきな音楽が私たちをつないでくれますように》という願いが込められているといいます。また、戦後80年を迎える今年は、国内外で紛争や自然災害、物価高など、さまざまな“分断”が生じています。そんな今だからこそ、音楽でひとつになりたいという思いもテーマに重ねられているようですね」(テレビ誌ライター)

注目は、やはり出演アーティストだろう。司会を務める有吉と綾瀬はいずれも広島県出身で、その縁から今年のテーマつながりで“広島ゆかりのアーティスト”の出演が取り沙汰されている。中でも“ほぼ確定”だと言われているのは、広島県出身の音楽ユニット・Perfumeだ。9月21日に、2026年からの活動休止を意味する“コールドスリープ”を発表していることもあり、紅白が休止前最後のステージになる可能性が高いとみられている。
「さらにここにきて、同じく広島県出身の人気バンド・ポルノグラフィティの出演を望む声が急浮上しています。2001年リリースの代表曲『アゲハ蝶』が、10月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『良いこと悪いこと』の主題歌に抜擢されたことで再注目。平成の“エモさ”を感じさせる名曲として、令和の今になって再評価の波が押し寄せています。近年は、ORANGE RANGEをはじめとする平成バンドのリバイバルブームも到来しており、追い風となっていると言えるでしょう」(音楽誌ライター)
こうした流れに、ファンからは期待の声が高まっている。
《有吉と綾瀬はるか司会で戦後80年、広島繋がりならポルノも来るはず》
《久々にポルノ紅白くるか?今年こそ実現してほしい》
《広島出身でドラマ主題歌、これ以上ないタイミング》
実現したら、2014年の第65回以来11年ぶりの紅白出場となるポルノグラフィティ。令和の紅白に、再び“平成の旋風”が吹くのか――。出演者の発表から目が離せない!