
群馬県前橋市の小川晶市長(42)をめぐる既婚者部下との「ホテル密会」騒動は、もはや収束どころか、さらに泥沼化している。この件について、ついに群馬県の山本一太知事(67)がブログで「痛烈な批判」をし、地元前橋では中学生までが市長に「ノー」を突きつける事態に発展。追い詰められた市長は非公開の集会で「出直し選挙」を示唆し、市民をさらに混乱させている。
山本一太知事が小川市長の“言い訳”に激怒
「ホテル密会」について小川市長が「男女の関係はない」「仕事の打ち合わせ」と主張している点に対し、群馬県の山本知事が厳しい見解を示した。

メガネをかけた市長と職員と思われる動画がネット上で拡散されていることに対し、
「あれ?記事が公開された直後の記者会見で、小川市長は、『私が眼鏡やマスクをしていたとか、車に乗り込む時に相手がドアを開けて乗り込んだというのは違う!』と言っていなかったっけ?! (苦笑)あの発言はウソだったのか?!」
とツッコミ「本当に申し訳ないが、今回の小川市長の行動を庇う『誰からのどんな説明』も、激しく支離滅裂だ。全く説得力がない!! 」と厳しく追及。
知事がここまで名指しに近い形で批判するのは極めて異例。SNSでも「知事が言ってくれてスッキリした」「大人として当然の指摘」と、その言葉を支持する声が溢れている。
中学生までが「小川晶の賞状いらねえよ」
騒動の影響は、純粋な市政の場にまで飛び火している。市内で開催された中学生のスポーツ大会で起きたある衝撃的な出来事が『デイリー新潮』で報じられた。
記事によると、入賞した選手に市長名義の賞状が手渡された際、ある中学生が「小川晶なんて賞状いらねえよ」と拒否するような発言をしたというのだ。
「市長の名前が入ったものを受け取ることを拒否するなんて、地元の子どもたちにまで市民の信頼が失墜している状況を物語っています。未来を担う中学生にまで『ノー』を突きつけられたというのは、市長にとって最大の屈辱でしょう」(地元紙記者)
山本知事も騒動が子どもたちにまで広がっている可能性を指摘し「友だちと『笑いのネタ』にしているはずだ!! いや、これは笑えない話だ。県民の皆さん、そうは思いませんか?」と問いかけている。

四面楚歌の状態にある小川市長だが、先日、一部支持者らを対象にした非公開の市民集会を開いた。
6日に行われた定例会見では自身の進退について「いろいろな選択肢がある」と明言を避けたが、市民集会の場では続投の意欲を見せ「出直し選挙」を示唆するような発言をしたという。
これには当然、「税金使って出直し選挙なんてとんでもない」「出直し選挙は逃げだ!」「市民の怒りを甘く見すぎている」と、さらに厳しい声が上がっている。
既婚者職員の妻は小川市長に対し「快く思わない」とし、「一日も早く元通りの平穏な生活に戻りたい」とコメントをした。小川市長は自身のニュースが取り上げられるたびに「心がえぐられるような感覚」になるという妻の気持ちをどう思っているのか。公職の座を守る前に、1人の女性として考えるべきなのかもしれない。