
“自公解消”で政界が揺れている。衆参両院で議席数が過半数を割り窮地に立たされている自民党が、新たな連立先にどの政党を選ぶのか。10月15日には自民党の高市早苗総裁が立憲、国民民主、維新それぞれの党首と個別に会談。有力候補は日本維新の会だとの噂もあるが、果たして――。
稲田朋美議員の「インフルエンサー気取り」動画
また、この状況に立憲民主党の野田佳彦代表は「十数年に一度のチャンス」と意気込みを見せている。野党が連結すれば政権交代も夢ではない。各党がそれぞれの思惑で動く中、思わぬ注目を集めてしまったのが自民党の稲田朋美議員だ。
「稲田氏は14日に自身のXを更新し、動画を投稿。その内容は“絶品パエリア”と“バニラジェラート”を食べる稲田氏の様子を撮ったものでした。熱々のパエリアをリアクションたっぷりに食べ、食後に冷たいジェラートを堪能するだけの動画です。とても美味しそうで結構なのですが、自民党が大変な中、ずいぶん呑気な人だなあという印象は否めません」(スポーツ紙記者)
自身が所属する党のゴタゴタなど関係ないとでも言わんばかりに、グルメを堪能する動画を投稿した稲田議員。この投稿にネット上では、
《インフルエンサー気取りなの?その割に店名も何も出ていませんが》
《別に何食べてもいいんだけど、今この時期にこれを上げる神経がわからない》
《何もやらない無能な議員ほど食べ物のポスト上げるよね》
《暇そうでいいですね。馬車馬のように働けよ》
とツッコミの声が殺到している。
過去には“網タイツ”で国会に登場
稲田議員は、過去にも何度かその発言が物議を醸してきた人物。2017年、当時防衛大臣を務めていた稲田議員は、都議選候補の集会で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言し、大問題となっている。自衛隊法では防衛省職員と自衛隊員の政治的行為が禁止されているからだ。

今回の投稿は法に触れるようなこともなく、通常なら何も問題なかったと思われるが、あまりの空気の読めなさに呆れる人がいるのも当然だろう。
「なにせ、過去に国会に網タイツを履いて登場した方ですからね。肝の太さが常人とは違います。ネット上には《この人はそもそも変人だから、これが平常運転だよ》《常識離れした人だから別に驚かない》といった声もあがっています」(前出・スポーツ紙記者)
9月23日にも、ラーメン鍋のテイクアウトを食べる様子をアップしている稲田議員。彼女にとっては今回の投稿もいつもの一コマに過ぎないのだろうが、少しは世間とのズレも意識したほうがいいかも?