
10月14日に『第76回NHK紅白歌合戦』の司会を務める4人が発表された。
「3年連続の抜擢となった有吉弘行さんと、放送中の大河ドラマ『べらぼう』でナレーションを担当する綾瀬はるかさん、2025年前期の朝ドラ『あんぱん』でヒロインを好演して、初めての司会となる今田美桜さん、NHKアナウンサーの鈴木奈穂子さんが選ばれました」(スポーツ紙記者、以下同)
2025年はNHKの放送100年の節目であり、
「それを締めくくる紅白ということで、制作にも力が入っているのではないでしょうか。これからの100年も音楽で人々がつながれることを願って、番組のテーマは“つなぐ、つながる、大みそか。”と発表されました」
着々と準備が進められる中、出場歌手の選考も大詰めを迎えているという。
「例年、11月中旬に発表されます。今年も同様のスケジュールだとすると、発表まで1か月を切っています。候補として多くのアーティストの名前が挙がっており、調整が進められているそうです」
年内での活動休止を発表した3人組

今回の紅白は、
「毎週火曜日に放送されている歌番組『うたコン』のプロデューサーが総合プロデューサーを務めます。この責任者の方針では、“候補者に直接会って判断したい”ということだそうです。もちろん、全員ではありませんが、直近で『うたコン』に呼ばれている歌手は出場の可能性が高いとの話も聞こえてきます」(NHK関係者)
具体的に候補に挙がっているのは誰か。紅組で最も注目されているのは、
「司会の有吉さんや綾瀬さんとも同じ広島県出身のPerfumeです。2025年いっぱいでの活動休止を発表しており、紅組のトリを務めて“有終の美”となるのではないかと囁かれています」(芸能プロ関係者、以下同)

さらに、フレッシュな顔ぶれも。
「2024年に惜しくも出場が叶わなかったアイドルグループ『FRUITS ZIPPER』は、リベンジを果たすのではないでしょうか。ラッパーのちゃんみなさんのプロデュースで4月にデビューしたばかりの『HANA』や、『ラブライブ!』シリーズ発の声優ユニットで、SNSで曲中の掛け声が大流行した『AiScReam』なども名前が挙がっているとか」
一方の白組も、昨年までとはガラリと変わりそうで、
「2023年に表面化した旧ジャニーズ事務所の性加害問題によって、新会社であるSTARTO ENTERTAINMENTからの出場は2024年まで2年連続で“0”でした」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
STARTO社グループの出場が濃厚
今年は、STARTO社のNHK出演が“解禁”されており、
「10月16日に行われたメディア総局長の会見では“今年の活躍や世論、番組テーマにSTARTO社のアーティストが合致するかも含めて検討している”と話していました。そのため、少なくともSTARTO社から出場があること自体は濃厚だと見られます」
昨今は、STARTO社以外のボーイズグループの活躍も目覚ましいが、
「2024年まで3年連続で出場していた『JO1』は、メンバーの1人がオンラインカジノを利用していたとして賭博罪で略式起訴されて、活動を休止。復帰は当面見込めないとのことです」(前出・芸能プロ関係者、以下同)

さらに、別のメンバーが、
「10月16日発売の『週刊文春』で二股トラブルも報じられて、やはり活動を休止することに。こうした状況から4年連続の紅白は絶望的で、弟分の『INI』に出場のチャンスが巡ってきそうです。彼らは、とにかく礼儀正しくいい子たちだと業界内でも評判ですからね。また、“イイじゃん”のフレーズが大バズりしている『M!LK』も出場が濃厚といわれており、注目が集まっています」
では、STARTO社からは誰が出場するのか。
2026年春で活動終了の“目玉”の本名

「2月にオーディション番組から新メンバーが加入した『timelesz』や『King & Prince』などの名前が挙がっているようです」
ただ、NHKとしては“目玉”の獲得が目下の使命で、
「2026年春で活動を終了すると発表している『嵐』には、なんとしてでも出場してもらいたいようです。彼らが出場するとなれば、NHKとしてはSTARTO社が誰を出場させたいかという要望を聞き入れることも考えられます。つまり“STARTO枠”の命運を握っているのは嵐であるといえそうです」
嵐が出場すればNHKもSTARTO社も“感謝カンゲキ雨嵐”!?