10月21日に高市内閣が発足。高市首相が官邸に入る際、持っていたバックが注目を集めている。
「持っていたのは皇室ご愛用の老舗ブランドである濱野皮革工藝の『グレース ディライトトート』ではないかとSNSで話題に。オールレザーにもかかわらず、700gという軽さで、機能性にもこだわったキャリア派女性たち向けのトートバックです」(ファッション誌編集者)
「私たちもニュースを見てビックリ」
同社オンラインショップを覗くと、高市首相が持っていた色だけでなくすべてのカラーが完売に。そして、
《10月24日現在、各種SNS、ニュースサイトなどで第104代首相が、当社バッグをお持ちの写真が取り上げられております。ディライトトートは注文が集中しており、工場の1カ月分の生産量を直近2日間でご注文頂いている状況です。その結果現在1月末の出荷予定となっております。お問い合わせその他対応に、少しお時間を頂く事をお詫び申し上げます》
とお詫び文が掲載されている。Xでは、
《軽井沢で作られているメイドインジャパンブランドで、質が高くて長く使えるから、私もいくつか持ってる》
《品質の高い国産ブランドをお持ちになる辺り、流石です 既に注文殺到してる模様w 恐るべし高市総理。持ち物ひとつで経済をも動かす》
と、センスの良さに絶賛の声が相次いでいる。機能性とデザイン性を備えているものの、税込み13万6400円という庶民には手が出せない商品が飛ぶように売れているのは驚きだ。
石破さんの“だらし内閣”との違い
そこで同社に問い合わせると、嬉しい悲鳴を上げていた。
「私たちもニュースを見てビックリしました。大変反響が大きく、1ヵ月の生産量を1日半位でご注文いただくような反響をいただいております」
同バッグのこだわりについて聞くと、
「軽さと使いやすさ、エレガンスでございます。700グラムと言う軽さ、ファスナーが底まで大きく開き、内装が分かれている使いやすさ。皮めの方向を見極めた職人の仕立てによるボディラインのエレガンスさを心がけております」
ということだった。
首相としては支持しないという層からも、そのファッションセンスは高く評価されているようだ。
《良質でお手頃な国産ブランドお使いなのは「お目が高い」としか言いようがない 服のセンスはいいんだよなーこの人》
バック以外のチョイスも良いようで、身につけている腕時計が『ブレゲ』というブランドの『クラシック』コレクションであることを特定した投稿の引用欄には、
《華やかだけど派手すぎず、品格があるブランドだよね。特にこれは高市さんくらいの年代の女性に相応しいデザインだと思う》
《より知的に見える。そもそも、有能な政治家や優秀な経営者はこれ見よがしな高級時計は絶対にNG。いつ何時誰と会っても失礼にならないようにね》
と、品格を感じるという声が相次いでいる。
「服装がだらしないと国民から反感を買った石破茂前首相のあとだけに、余計にセンスの良さが光りますね。首相としての評価はこれからですが、身だしなみという点ではすでに前総理に大差をつけているのでは」(全国紙社会部記者)
ファッション同様、政治家としてのセンスも良いことを期待したい。
