10月19日、秋篠宮家の次女・佳子さまは、都内で行われた『ガールズメッセ2025』に出席された。式典では、社会課題に取り組む学生たちに“大きな拍手を送りたいと思います”とお言葉を述べられた。
佳子さまを支える姉弟
「昨年30歳を迎えられた佳子さま。公務ではご自分らしいスタイルを確立し、自信に満ちたご様子で取り組まれています。一方で、スケジュールは過密で、ご体調を案じる声も上がっています」(皇室担当記者、以下同)
10月2日には、母の紀子さまと香川県を訪問し、『瀬戸内国際芸術祭』を視察された佳子さま。その後も滋賀県や京都府などの地方に加え、都内での公務にも精力的に臨まれた。ご活動の幅は国内だけでなく、6月にはブラジルを訪問されるなど、休む間もなく公務に邁進されている。
「昨年の佳子さまの公務の数は134件に達し、皇室の中でも群を抜いたご多忙ぶりと報じられました。過密スケジュールは今年も変わらず、9月、10月だけでもすでに40件を超える公務をこなされており、昨年を上回るのではと注目を集めています」
佳子さまが多忙を極めている要因の1つに、姉の眞子さんの公務を引き継がれたことがある。佳子さまが眞子さんから引き継いだ公務は『全国都市緑化祭』や『日本テニス協会』の名誉総裁など、多岐にわたっている。
また、佳子さまは『全日本ろうあ連盟』の嘱託職員としても勤務されており、公務と両立されている。この背景には“秘められた想い”があるという。
「眞子さんと佳子さまは非常に仲の良い姉妹で、その関係性はお召し物にもよく表れています。悠仁さまの成年式で佳子さまは、眞子さんがかつて着用したことのあるサーモンピンクのワンピースをお召しになっていたのです。
式に参加できない眞子さんを思っての選択だったのでしょう。姉妹愛の深さを感じました。姉妹の強い絆が、佳子さまの公務への原動力になっていると拝察いたします」
眞子さんから受け継いだ公務への想い
眞子さんから引き継いだ公務の1つである「みどりの『わ』交流のつどい」では、佳子さまの意志が強く感じられるという。
「初めて臨席された2021年の式典では、眞子さんが同式典で着用されたことのあるお召し物で参加されました。その後も、眞子さんが着用されたことのあるワンピースやアクセサリーを取り入れて、この式典に臨まれています。眞子さんから受け継いだ公務には特別な想いがあるように見受けられます」
姉の想いを背負い、公務に励まれている佳子さまだが、今年6月には体調を崩されたことも。多忙すぎる佳子さまを、今後支えていかれるのが弟である悠仁さまだ。
「悠仁さまは9月6日に成年式を迎えられ、成年皇族の仲間入りをしました。9月16日には『東京2025 世界陸上』を佳子さまと視察され、2019年の『第41回少年の主張全国大会』以来、6年ぶりのペア公務が実現したのです」
悠仁さまが成年皇族となられたことを佳子さまも頼もしく感じていることだろう。
「眞子さんは姉として佳子さまをサポートする姿が見られました。だからこそ、佳子さまは悠仁さまが成年皇族になられるまで、無理をしてでもおひとりで公務を背負われる覚悟がおありだったのでしょう。しかし、悠仁さまが成年皇族となられ、今後は互いに助け合いながら公務に臨まれるのではないでしょうか」
姉弟の成長物語が今、新たに始まろうとしている─。
