今年、結成23年目に突入した3人組グループ・NEWS。8月から始まった全国8都市を巡るアリーナツアー「NEWS LIVE TOUR 2025 変身」の横浜アリーナ公演が行われた。
「変身」というメンバーのかけ声で幕を開けた本公演。まっさらなステージが突如、バルーン装飾により豪華なお城に様変わり。増田が長年温めていたというこの演出は、ファンを大いに驚かせた。
NEWS・チャンカパーナで会場を沸かせる
続く『チャンカパーナ/Chankapana』では、日本語と英語をミックスした特別バージョンを披露。ファンも自然と踊り出し、会場は一体感に包まれていく。
多彩な演出と確かなパフォーマンスで圧倒する一方、MCでは終始笑いが絶えない。小山がファンを「お姫」と呼んだことに対し、加藤が「お姫で大丈夫?」とファンいじり。ほかにも、テレビ各局の取材カメラにアピールするなど、息の合ったかけあいで会場を盛り上げた。
その後も、さまざまなアプローチで“変身”を体現する3人。『ごめんあそばせ』では、花魁姿に変身し、妖艶な雰囲気に。ライブ終盤には、センターステージに全長約13メートルの巨大な樹が出現。会場は一気に幻想的な世界観に包まれた。
メンバーから個性あふれるメッセージ
最後は、メンバーからのメッセージが。「今までいろんな変化がありましたが、揺るぎなく変わってないことは、この3人は船を降りていません! これからも皆さんと一緒にオールを漕いで進めていきたいと思います」と決意を語った小山。
演出や衣装にも携わった増田は「私が何を隠そうスーパー面白アイドルです」とおどけつつ「ここが自分の居場所だと思ってもらえるような場所がつくれていたらうれしいです。またここで会えるよね?」と再会を誓った。
目玉のついたメガネをつけて“ザコシゲ”になった加藤は「22周年を迎えて、まだまだ変身していくぞという想いを込めたライブだったのですが……」と話す途中、メガネの目玉を閉じて寝落ちするというボケを展開。その後も、指ハートやおなじみの“労働コール”を連発し、終始自由な加藤にファンは爆笑。
約1万5000人の観客を魅了し、笑顔で幕を閉じた本公演。23年目もファンと共に“変身”し続けるNEWSから目が離せない。
