10月27日、日本テレビが11月1日に開始されるダウンタウンによる配信サービス『DOWNTOWN+』に、同社のバラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のコンテンツを提供する準備を進めていることがわかった。
期待が高まる日テレの判断
「『ガキ使』は1989年にスタートして現在まで続く長寿番組。当初はダウンタウンのフリートークを流すだけの番組でした。のちにオープニング企画が加わり、2006年から2020年までは大みそかの年越し特番として『笑ってはいけないシリーズ』も放送されています。コンテンツは豊富にあるので、期待が寄せられています」(放送作家、以下同)
ネット上では、日テレで放送されたほかの番組にも期待する声が並ぶ。
《ダウンタウンプラスで「松本紳助」を希望》
《『ガキの使い』だけなんて言わず、『伝説の教師』やっちゃいましょう!》
《ダウンタウンDXダメかなぁ 伝説の教師 松本紳助 見たいな》
日本テレビ系列で2000年から2006年まで放送された深夜バラエティー番組『松本紳助』や、2000年に放送されたドラマ『伝説の教師』の放送を望む声だ。
「『松本紳助』は島田紳助さんと松本さんによるゆるいフリートーク番組です。『伝説の教師』は、元SMAPの中居正広さんと松本さんが共演したドラマ作品。松本さんはドラマに出ないことで知られましたが、本作では即興のアドリブコントのようなやりとりが話題となりました」
これらの番組は、地上波での再放送がきわめて困難だと語るのは業界関係者だ。
「島田さんは2011年に反社会勢力との不適切交際報道を受けて芸能界を引退しています。さらに『松本紳助』では女性がらみのネタもありますので、現在のコンプライアンスに抵触する可能性もあります。『伝説の教師』は女性とのトラブル報道を受け、2025年1月に芸能界を引退した中居正広さんが出ています。再放送は難しいですが、どちらの番組も熱心なファンにとっては見たいもの。課金性のネット配信コンテンツとしてならばオンエアの可能性もあるのでは」
日テレ系列のダウンタウンの番組では他にも、2002年、2003年に特番として放送された『松本人志・中居正広VS日本テレビ』や、大阪の読売テレビが長年制作して2024年6月に終了した『ダウンタウンDX』など数多くの番組がある。
『ガキの使い』以外のコンテンツ提供にも期待がかかるところだ。
