ドジャース・大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手(2025年)

 ワールドシリーズの第三戦、延長18回の大熱戦を見事に勝利で収めたドジャース。

 佐々木朗希選手は、8回途中から登板しピンチを抑え、9回まで無失点で投げ切った。
延長17回の途中、第二戦で完投勝利を飾った山本由伸選手がブルペンに入り、準備する姿も見られた。

3人で抱き合う佐々木、山本、大谷翔平

 第三戦の試合終了後には、佐々木、山本、大谷翔平選手で抱き合って勝利を喜んでいる姿も見られたが、第二戦の試合終了後、佐々木は衝撃的な姿で山本へ最大級の敬意を伝えたようだ。

 ドジャース球団カメラマンのジョン・スーフー氏が、Instagramに写真を投稿。《Bow Down(お辞儀)》のコメントとともにともに投稿された写真は、佐々木らが床にひれ伏し、山本は右手を挙げて佐々木に応えている様子が収められている。

 スーフー氏の投稿には、こんな説明も添えられていた。

《ブルージェイズ戦での完投後、チームメンバーのトラビス・スミス、ハビ・ヘレーラ、ウィル・アイアトン、佐々木朗希から敬意を表された》

山本由伸へひれ伏す佐々木朗希(ジョン・スーフー氏のInstagramより)

 衝撃的かつユーモアあふれる”土下座ポーズ”の写真に、ファンからも多くのコメントが寄せられていた。

《AIかと思ったら実写だった》
《山本由伸が崇められている》
《朗希の土下座を見られるなんて貴重過ぎる》

 今回の土下座ポーズは、佐々木とウィル・アイアトン通訳のアイデアだそう。佐々木と一緒に床に膝をついていたトラビス・スミスコーチは、佐々木から声をかけられて土下座ポーズの指南を受けたという。山本の姿が見えると、「センパイ!」と言いながらリスペクトを示したそうだ。

「ロウキは全然シャイじゃない」とスミスコーチが言う通り、佐々木はすっかりチームに馴染んでいるようだ。
 
 佐々木が先輩をいじるような様子に、ファンからは驚きと安心の声も上がっていた。

《こんな一面があるとは驚き》
《たまにお茶目なことしているよね》
《佐々木くんがふざけるくらい馴染めてきたのにホッコリする》
《チームの雰囲気の良さが伝わる!》

 ポストシーズンはリリーフ登板をしている佐々木。ナ・リーグ優勝決定シリーズの際には、「毎回『完投してくれないかな』と願いながらずっと試合を見ています」と冗談交じりに語っていた。ワールドシリーズでまた佐々木の活躍は見られるのだろうか。今後の試合に注目したい。