ダレノガレ明美(スカパー!プロ野球公式Xより)

 8回に柳田悠岐選手(37)のツーランホームランで追いつき、2対2の同点で迎えた延長11回の表、勝負を決めたのは伏兵・野村勇選手(28)の勝ち越しソロホームラン。福岡ソフトバンクホークスが阪神タイガースに勝利し、5年ぶり12度目の日本一に輝いた。

「日本シリーズもすごいタフだったね。すごいきつかったよ。明日から休みだ。しこたま酔って、酔って、飲んで、飲んで騒いでいきましょう!ピース!!」

 ホークス選手会長の周東佑京選手(29)の挨拶によって、劇的幕切れの興奮冷めやらぬまま始まった祝勝会と日本一のシャンパンファイト。小久保裕紀監督(54)やコーチ、またチームスタッフと選手たちが勝利を分かち合う姿を見られる、またリーグ戦や日本シリーズの裏話も聞ける、ファンにとっても貴重な機会と言えよう。

 今回のシャンパンファイトの模様はNHK、地元ローカル局の生中継ほか、球団公式YouTubeでも生配信されたのだが、祝勝会リポーターを務めたのが、

「ダレノガレ明美です。今日は初めての祝勝会です。緊張してますが頑張りまーす!」

 かつてバラエティ番組で引っ張りだこだった、モデルのダレノガレ明美(35)だった。

通常ならばスポーツ担当の女性アナが

「通常、テレビ中継ではスポーツ番組を担当する、各局の女性アナウンサーがあてがわれることが多い祝勝会。普段からグラウンドに赴いて取材を重ねるだけに選手とも顔馴染みで、野球知識や裏情報も持っているために本音も聞き出しやすい。

『報道ステーション』(テレビ朝日系)との契約ごともあるかもしれませんが、それこそ元朝日放送のフリーアナ・ヒロド歩美(34)も適任と思えましたが……」

 奥歯に物の挟まったような言い方をするのは、主に在阪球団を取材するスポーツライター。どうもダレノガレのリポートに言いたいことがあるようで。

ホークス周東右京選手の日本シリーズ記録を祝ったダレノガレ明美(公式Xより)

「まず、ギータ(柳田選手の愛称)や山川穂高(33)ら有名選手はさておき、ほか選手の顔と名前が一致していないのか、“どんな一年でしたか?”“日本一の味はどうですか?”“ファンにひと言”などと同じ質問を繰り返すばかり。

 昨シーズンとは違って積極的に動いた小久保監督の采配、阪神の“無失点男”石井大智(28)から同点弾を放ったギータ、野村選手の決勝ホームランなど聞きどころはたくさんあったはず。個人的には日本一決定後にベンチで涙した牧原大成(33)の涙を聞いて欲しかった(苦笑)。彼女はそんな貴重な場にいたわけです」

 初の祝勝会リポーターに緊張していたのだろうか、頼りないインタビューを続けるダレノガレだったが、選手からの人気は抜群で“標的”にされていたようで、山川選手らにシャンパンを顔から、頭からかけられては「ヤバイヤバイ」と声を張り上げるシーンばかりが目についた。

周東に対して執拗に絡むダレノガレ

 そんな彼女のリポーターぶりにSNS上では、

《なんで祝勝会の中継にダレノガレなんだよ 甲高いでかい声が不快だし,中身ない素人すぎて萎える》
《ダレノガレのインタビュー最悪すぎた…キャーキャーうるさいし勇ちゃんのホームラン見てたんか?》
《ダレノガレのインタビュー中身なさすぎてくそおもんない。試合すら見てないんだろうな。婚活でもしに来たんか?
《ダレノガレ明美ちゃんの インタビュー不評wwwwww ボディタッチ多いしね、選手もデレデレなのやだよねぇー
周東に対して執拗に絡むダレノガレ明美を見て誰やねんこいつって思ったのは僕だけかなw》

 総じて不評とする声が寄せられ、中には「まるで婚活パーティー」という指摘も上がっている。

 10月26日には、周東選手が記録した日本シリーズでの「1試合最多安打記録更新」に触れて、自身のXで《おめでとうございます》とのお祝い投稿をし、祝勝会のインタビューでも「格好よかったです」「素敵です」との言葉をかけていたダレノガレ。

 とはいえ、中学生時代にはソフトボール部で、捕手として全国大会に出場経験があり、CS放送「スポーツライブ+」でもホークスファンのためのバラエティー番組『鷹BAKA軍団』でMCを務めるなど、決してビジュアルだけで選出されたにわかファンではない。

 それでもファンが待ち望んだ「日本一の祝勝会」をリポートするには、まだまだ経験不足だったのか。来年には評価を覆せるよう“リベンジ”を果たしてほしい。