世界進出を掲げ、その一挙手一投足が注目されるグループ・Number_i。彼らがNHKの音楽番組『Venue101』で披露した最新アルバム収録曲『幸せいっぱい腹一杯』が、SNS上で思わぬ形で賛否両論を巻き起こしている。
Number_iによる『幸せいっぱい腹一杯』
この楽曲の特徴は、歌詞の一部に合わせてファンが「ぱいぱい」と連呼するコール&レスポンス形式にある。明るく前向きなメッセージを込めた楽曲だが、SNSでは
《ズマズマwwぱいぱいwwまじでこいつらやりたかったのこれでええんかww》
《色んな意味でヤバいぱいぱい ないわ ばいばいかと思った》
《シンプルにめちゃくちゃ恥ずかしい》
《共感性羞恥がやばい。『ぱいぱい』言うグループのファンだと思われたくない》
など、違和感を覚えるファンも多いようだ。
Number_iといえば、2024年に放送されたFNS歌謡祭(フジテレビ系)で『INZM』を披露した際も《Snow Manのアレのあと“ズンマッズマズマッズンマ!”て公開処刑かよ…》など、Number_iの前に披露したSnow Manと比較する声が目立った。
「レコーディング中に盛り上がった」と語るメンバー
「Number_iは、デビュー曲『GOAT』で極めてハイレベルなダンスを見せつけ、世界を本気で目指すアーティストとして注目を浴びました。去年の『ズンマ!』や今回の『ぱいぱい』コールは、ファン層の多様化で一部のファンにとっては違和感はあるものの、従来からの熱心なファンにとっては振り幅や遊び心にしか映らないでしょう」(芸能関係者)
『幸せいっぱい腹一杯』は平野紫耀がプロデュースし、ホワイトボードでは違うテーマだったが神宮寺勇太、岸優太プロデュース曲とのバランスを見て変更したという。これに対し、神宮寺は「やばいよね、これ。ぶち上がる。絶対ライブやフェスで映える」岸も「満場一致で、レコーディング中に盛り上がった曲」と語っている。
本人たちの思惑どおり《観客と一体感があって楽しかったです》《最高でした!コール&レスポンス、楽し~!》など、生でライブを見る機会を楽しみにしているファンも多い。
最終的にNumber_iという個性として受け入れられるのか、あるいは「迷走」として記憶されるのか。彼らの挑戦は、まだ始まったばかりだ──。
