11月6日、『手話のまち 東京国際ろう芸術祭』に出席された佳子さま

 『手話のまち 東京国際ろう芸術祭』に出席された佳子さま。聴覚障害者の視点から生まれた芸術作品を披露する祭典で、佳子さまは手話による説明を受けられるなど、終始真剣な眼差しで臨まれた。

佳子さまの意外なご発言

「佳子さまは学生時代から手話を得意としており、2021年からは『全日本ろうあ連盟』に勤務されています。卓越した手話のスキルを生かし、聴覚障害者を支援するための行事にも数多く出席されているのです。

 海外訪問や式典への出席など、さまざまな公務をこなしつつ、こうした“佳子さまならでは”の公務にも取り組まれるご姿勢に、日々称賛の声が寄せられています」(皇室担当記者、以下同)

10月26日、『県立陶芸の森』を訪問された佳子さま

 内親王としての務めに邁進される中、10月末に訪問された滋賀県の『県立陶芸の森』では、意外なご発言が飛び出した。

「ご視察中、職員が“以前、眞子さんにもお越しいただきました”と言うと、佳子さまはうれしそうに“姉に伝えます”と答えられたのです。

 眞子さんが結婚して以降、佳子さまが公の場でお姉さまについてお話しされることはほとんどありませんでしたから“今も連絡を取り合われている”とわかるご発言に、取材に当たっていた報道陣は、やや驚かされました」

 眞子さんは2021年に小室圭さんと結婚し、アメリカへと渡っている。今年、夫妻の間には第1子が誕生したものの、帰国の気配は見られない。

「眞子さんは圭さんと結婚するにあたって、ご両親である秋篠宮ご夫妻と意見が対立した過去があります。眞子さんは圭さんとの結婚に固い意志を持っていたのに対し、ご両親は国民が納得できるよう説明することを求め、それまで結婚は認めない構えだったのです。

 結婚を巡る意見の対立がきっかけで親子間に溝が生じ、渡米して以降、眞子さんはご両親と連絡を取り合っていないといいます」(皇室ジャーナリスト、以下同)

眞子さんへの思い

 ご実家に対して複雑な思いを抱えている眞子さんだが、妹である佳子さまとは頻繁に連絡を取り合っているようだ。

「眞子さんと佳子さまは幼いころから仲のいい姉妹として知られていました。その関係性は大人になっても変わらず、ご両親が結婚に反対されたときでも、佳子さまは眞子さんの思いを尊重し、常に相談相手として励まされていたそうです。佳子さまは眞子さんが着用されていたお召し物を公務で着用するなど、今も眞子さんを慕われています」

 そんな佳子さまの思いは意外なところにも表れているという。

「佳子さまは『LINE』を利用していて、アイコンをディズニー映画『アナと雪の女王』に登場するキャラクターの“オラフ”にしていたことがあるのです」(秋篠宮家関係者、以下同)

2019年『アナと雪の女王2』のチャリティー上映会に眞子さんと出席された佳子さま

 同作は2014年に第1作、2019年に2作目が公開されたディズニー屈指の人気作で、姉妹の王女2人の絆が描かれている。オラフは雪だるまで、一度心の距離が離れてしまう姉妹をつなぐ重要なキャラクターだ。

「2019年に『アナと雪の女王2』が公開された際、佳子さまは眞子さんとチャリティー上映会に出席されています。内親王である佳子さまだからこそ共感できるストーリーということに加え、眞子さんとの思い出も詰まった特別な作品なのです」

 姉を思う佳子さまと、異国で暮らす眞子さんは、ホットラインでつながっている─。