小山慶一郎

 11月10日、3人組アイドルグループ・NEWSの小山慶一郎がInstagramを更新。11月8日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたKAT-TUNの解散後ライブ『Break the KAT-TUN』での一幕を投稿し、大きな反響を呼んでいる。

元メンバー田口は高熱でダウン

 KATーTUNは2006年『Real Face』でCDデビュー。今年3月にグループが解散して以来、初のファンとの再会の場となり、“解散後ライブ”という異例の形で注目を集めた。

「“最後のステージ”という特別な日とあって、STARTO ENTERTAINMENTの後輩や元メンバーの姿を期待する声がSNS上に多く寄せられていました。NEWSの小山さんもライブを見学し、《昔にタイムスリップしたみたいな瞬間でした》とストーリーズに投稿。《皆さん文字が無い方がいいと思うので》と、亀梨和也さん、上田竜也さん、中丸雄一さん、そしてライブに駆けつけた元メンバー赤西仁さんの4ショットを公開しました。自然体な4人の姿があり、現場では《この奇跡を撮る役目です》とファンと同じく興奮しながら自ら撮影したようです」(芸能ジャーナリスト、以下同)

小山慶一郎が撮影したKAT-TUN最後のLIVEのオフショット(小山の公式インスタグラムより)

 X上では、《やっぱりこのころが1番だよなぁ》《違う道を歩んだとしても人として嫌いになったわけではないんだろうからいつか道は交差するよね号泣》《やばいやばい泣く泣く泣く泣く。平成初期生まれの青春を語るには間違いなく欠かせない人たちだよな》と感動の声が相次いだ。

「特に、KAT-TUNがジャニーズJr.として活躍していた2000年代初頭は“黄金期”と呼ばれ、デビュー前から東京ドームを満員にするほどの熱狂を巻き起こしていました。ドラマの主演や雑誌モデルなど、若者の憧れを一身に集めた時代です。小山さんはまさにその“黄金期”を目の前で見ていた世代と言えます」

 一方、2016年にKAT-TUNを脱退した田口淳之介の姿が見えなかったが《KAT-TUNありがとう。実は昨日から高熱でずっと寝込んでいてライブ見れてません》とXに投稿し、体調不良のため参加できなかったことを報告。2013年に脱退した田中聖は、2度にわたる覚醒剤取締法違反で、23年12月に懲役2年8カ月の実刑が確定。現在は服役中のため参加は叶わなかった。

「KATーTUNはデビュー当時から“ヤンチャ系”の印象が強く、不仲説もささやかれてきました。しかし、今回の一枚が示したのは確かな絆です。叶うことがないとされていた光景に、ファンの多くが涙したようです」

 時を超えた“再会の絆”が令和の芸能史に刻まれた――