元フジテレビアナウンサー・渡邊渚がMCを務めるYouTube番組『REAL VALUE』が11月10日に更新された。
渡邊といえば、9月に配信された同番組で動画の再生数がダウンしていることを報じたネット記事に対して、「再生数が低かろうが高かろうが、私のギャラ変わらないんで」「ギャラ変わらないんですよね? なんで身を削らなきゃならないんだろうな」と発言し物議を醸していた。
渡邊渚「局アナ時代より稼げてる」
「10月の配信では、番組スタッフから“これまででやりたくなかった・ムカついた仕事は?”と聞かれた渡邊さんが、顔面ゴムパッチンなど痛い系の逃げられない罰ゲームと答えました。その流れで『REAL VALUE』も最初は怖くてやりたくなかったが、今はホームになっていると告白。しかし、再生数が落ちてきているため、番組の存続を心配した渡邊さんにスタッフが“(番組を)ずっとやっていきたいです”と返していました」(芸能ライター)
スタッフの言葉に安心した渡邊は、「よかった。私の収入源」「REAL VALUEやれば家賃分は稼げます」と発言。まるでお金のために番組に出ているような言い草が、ネット上で波紋を呼んだのだった。
11月10日配信の同番組では、この10月の発言が今でもネットに取り上げられていることに言及。番組スタッフと、この発言の真意について語っている。
「スタッフに“これがないと家賃が払えないわけではないですもんね”と聞かれた渡邊さんは、吹き出しながら“これがなくても家賃は払えるよ”と回答しました。さらに、“局アナ時代より稼げてる”と告白。写真集の売れ行きも良かったようで、年収はかなり上がっているみたいですね」(前出・芸能ライター)
渡邊の告白は番組の“武器”
渡邊がぶっちゃけた“局アナ時代より稼げてる”発言に世間からは、「本当に会社員だったの?と思う受け答え」「プライドの高さとか気の強さが目立つ」「まるで自分の力だけでここまで来たかのような発言だな」と、これまた厳しい声が。
しかし、渡邊の発言には違った側面もあるようで……。
「制作陣にとって、渡邊さんがアナウンサーの収入面などを赤裸々に語ってくれるのは番組の大きな“武器”になっているでしょう。実際、番組の冒頭でたびたびこうした話題を振っているあたりにその狙いが見えます。11月10日、本人が自身のインスタグラムで“どんな人生を送りたくて、どんな選択をするのか、原点がはっきりしてると進みやすくなる、気がする”“笑って過ごしてたいね~”と綴っているように、渡邊さん的にも今の活動方針がしっくりきているようです」(テレビプロデューサー)
ネット上でも、「完全に吹っ切れてて清々しい」「大人しくしてるより、攻めてるほうがいい!」「着実にキャリアが前進してる」など、好意的な意見が散見される。
大きな話題性を持っている証拠か、発言がしばしば物議を醸す渡邊。その姿勢は、“笑って過ごす”ための決意の表れか――。
