《今日は、5時間練習しました!! めちゃくちゃしんどいけど、マジ楽しい(フワはこういう青春が大好物)》
11月11日に自身のXを更新して“練習後”と思われる、『スターダム』所属の先輩レスラー・浜辺纏選手、金屋あんね選手とのスリーショットをポストしたフワちゃん。11月7日にプロレスでの活動復帰を宣言して以降、日々の練習に励んでいるようだ。
2024年8月、やす子に向けたとされる《死んでくださーい》との、SNS不適切投稿によって芸能活動を休止したフワちゃん。復帰の場を芸能界ではなく、「プロレス」を選んだことに賛否が起きている。その覚悟の程を問われたのか、11月11日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した、“デンジャラスクイーン”として活躍した元女子プロレスラー・北斗晶は、
「もし本当にアレ(本気)だったら、本名とか違う名前で、髪の毛もあの髪型じゃなくて出たらもっと良かったんじゃないかと正直、思っちゃうけど」
タレント時と変わらない「フワちゃん」としてリングに上がることにどこか納得いかない様子。12月29日の両国国技館での参戦が伝えられているが、レスラーとしては本名の「不破遥香」として活動することを提案した。
同じく11日、今度は現役の女子プロレスラーが、YouTubeチャンネル『ジャガー横田ファミリーチャンネル』でフワちゃんのプロレス復帰に触れた。
木下博勝医師が読み上げた、視聴者からの「ジャガーさん、いつか試合するのかな?」との質問に答えたのは、64歳にして現役、女子プロレス界の“女帝”として君臨するレジェンド・ジャガー横田だ。
ジャガーが評価した「本当の実力」
「絶対しないと思います。(試合を)望まないでしょ、向こうが。いや、ないですね。(私に)殺されると思うでしょ」
フワちゃんとの対戦は「絶対ない」と即答してみせたジャガー。どうやら彼女とは「試合が成立しない」くらいに実力差があることを言いたいのだろう。それでも彼女の実力については、
「受け身がしっかりしてたんだよ、あの時の印象が。受け身がちゃんと取れてました。やっぱり基本は受け身ですから。あとは攻撃を覚えていくだけなので」
かつてプロレスデビューした際に見たと言う、フワちゃんの能力、将来性はあることを認めた。加えて、
「うん、芸能は難しいですよ。変な余計なこと言うから。だから、そういうことになったんだから。まあ、プロレスでも余計なこと言わないほうが一番利口ですね」
タレントとしての芸能界復帰は困難とし、レスラーとしてもリング上で不適切発言を言わないことをアドバイスするジャガーだった。
“足掛かり”と思っているのなら
女子プロレス事情に詳しいプロレスライターもこれに同調する。
「プロレスは自分1人が強ければ、パフォーマンスで目立てばいいわけではなく、選手とお客さん、裏方スタッフも含めて全員で作り出すエンターテイメントです。当然、タレント時代の自由奔放で独りよがりのスタイルでは敬遠されますし、リングではより周囲の空気も読む必要があります。
特に参戦するスターダムは女子プロレス団体としては最大手で、選手のビジュアルやキャラクターだけでなく試合もハイレベル。“フワちゃん”の名前だけでお客さんを呼べるのも最初のうちで、レスラーとしての実力が伴わなければ埋もれていく世界。
芸能界復帰への“足掛かり”と思っているなら大怪我の可能性もありますし、どれだけの練習を積んできたのか、12.29のリングでプロレスを選んだ覚悟が伺えるでしょう」
YouTubeチャンネルでは、息子の“JJ”こと大維志から「もしスターダムからフワちゃんとのシングルマッチのオファーが来たら?」と聞かれて、
「やるだろうね。別に断る理由はない。まあ、(ふわちゃんは)受け身が取れるのでちょっと安心」
自身はオファーがあれば対戦に前向きな様子のジャガー。いずれは“女帝”相手にガチンコで戦うフワちゃんの姿も見てみたい。
