「新語・流行語大賞」では、デリケートな話題・言葉はなかなか扱われない。そこで『週刊女性』では、今年報じられ、炎上した有名人による数々の失言・迷言をランキング化。今年、いちばん人々に嫌われたのは誰のどの言葉?
芸能人、著名人による失言・迷言ランキング
まずは20位〜11位まで。
20位「うちのベッド相当あってるよね?笑」(永野芽郁)
19位「おまえいじめられっ子やったやろ?」(千原せいじ)
18位「男が産めるのうんこだけ」(市民団体「フェミブリッジ・アクション東京」)
17位「This woman」(トランプ大統領)
16位「工場でネジ作る人」(ニューヨーク・屋敷裕政)
15位「なめられてたまるか」(石破茂前首相)
14位「なんで知ってんの?なんで知ってんの? なんで知ってんの?」(田中圭)
13位「エセ保守に負けるな」(小泉進次郎氏陣営)
12位「私には内閣総理大臣を務める覚悟があります」(国民民主党・玉木雄一郎代表)
11位「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」(フジテレビ)
長らくワイドショーを騒がせた人気俳優同士の不倫疑惑。永野のものは、田中に送ったとされるLINEの文面。
「ただただ気持ち悪いと思った」(51歳・女性)
田中の発言は、『週刊文春』の直撃に慌てふためきながら答えたもの。これに対しては「往生際が悪い」(34歳・女性)といった意見が。
13位は、小泉氏本人ではなく、総裁選の際、陣営が配信動画に“やらせコメント”として指示したとされる。
「総裁選でのステマは卑怯だ」(59歳・男性)
11位は中居正広氏の性加害問題に関与した疑惑に対してのフジテレビの声明。
「逃げ。これ以降テレビを見る気が失せた」(57歳・女性)
「フジの体質は腐りきってしまっている」(59歳・男性)
失言・迷言ランキング10位〜6位
ここからは10位〜6位。
10位「素人はSNSやるな」(チョコレートプラネット・松尾駿)
「見下している。芸能人は偉いの?」(41歳・男性)
「芸能人こそSNSからいろんなことで炎上してるので、やめたほうがいいと思った」(45歳・女性)
9位「ホテルに行ったことは間違いがありませんが、男女の関係はありません」(小川晶前橋市長)
これには多くの女性からのアンチ票が集まった。
「複数回ラブホに行って、男女の関係はないとは嘘としか思えず」(43歳・女性)
「なぜその場所を選んだのかホントに理解できない」(43歳・女性)
8位「日本人ファースト」(神谷宗幣代表および参政党議員)
“差別を助長”との批判に対して神谷代表が「これは選挙のキャッチコピー。選挙の間だけなので」と発言したこともセットで問題に。
「差別をスローガンにしている」(61歳・男性)
「選挙のためなら、やる気もないことを言っていいと思っている政治家はいらない」(50歳・女性)
7位「誰にモノを言ってるか」(積丹町議会副議長・海田一時氏)
クマ被害が多発している北海道で、ハンターに対しての町議会副議長の傲慢発言……。
「ハンターという直接身の危険がある人に対してあまりにも横柄」(44歳・女性)
「自分のことしか考えてないし、ほかの住民に迷惑をかけている」(53歳・男性)
6位「約19・2秒ほど見ていただいた」(田久保眞紀前伊東市長)
学歴詐称疑惑で議長に卒業証書を見せ、議長から“チラ見せ”と言われ、反論。
「こんな人が市長でいいはずがない」(65歳・男性)
「見せる時間がどうこう言っているわけではなく、内容について言及すべきだったのに」(19歳・女性)
首相に「死ね」それ以上の失言は
ここからはTOP5をご紹介。
5位「ワークライフバランスという言葉を捨てます」(高市早苗首相)
初の女性首相による馬車馬のように働く宣言には賛否が。
「余裕のない人に成果は求められない」(48歳・男性)
「総理が時間そっちのけで動く間、別の周りの方がそれ以上に働くことになると思うので」(48歳・女性)
「ただ本人が猛烈に働けばいいので」(74歳・男性)
4位「死んでしまえと言えばいい」(田原総一朗氏)
「何があっても、言ってはいけない言葉」(49歳・男性)
「公共の放送で殺人を助長するような発言であるとともに、このような人物を出演させている放送局はありえない」(78歳・男性)
3位「コメは買ったことありません」(江藤拓元農林水産相)
「国民の生活をわかっていない人が大臣をやるのはおかしい」(58歳・男性)
「この発言により国民感情を逆撫でするうえ、何のプラスにもならないことを読めない点が愚かとしかいえない」(46歳・男性)
2位「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」(中居正広氏)
'24年末から今年前半はフジテレビ&中居氏の問題がメディアを席巻。性加害疑惑の中居氏はこの声明を出すも、芸能界引退に至った。
「支障なく続けられるって、自分は悪くないと思っているようで、何様なんだとムカついた」(39歳・女性)
「偉そうに。おまえがいなくなっても何も違和感なくテレビは回ってる」(33歳・女性)
「皆がそうではないが芸能界に疑問を持つようになった」(74歳・女性)
1位「支持率下げてやる」(通信社カメラマン)
高市首相の会見準備中、集まったメディアの中から発せられた暴言がトップに。
「カメラマンって何様なんですか?」(15歳・男性)
「マスコミの傲慢さが表れている」(82歳・男性)
「これがオールドメディアの本音。愚か」(57歳・女性)
「報道に関わる人間が公の場で言う言葉ではない」(66歳・男性)
「公正な報道に携わる人間が、自分の悪意をもってして報道業務に携わっているということを初めて知り、寒気がしました」(49歳・男性)
本来であれば、失言や迷言だけでなく、人々の琴線に触れた“名言”もピックアップする予定であったが、そちらはランキングにするほど数がなく……。
