11月16日放送の『有働Times』(テレビ朝日系)に俳優・木村拓哉が登場。SMAP解散後も事務所を離れずに残り続けた理由について言及した。
有働由美子からの質問に木村拓哉らしい回答
番組MCを務める有働由美子から「事務所に残り続けている理由は何ですか?」と問われた木村は、「別に出ても出なくても、できることはできる。できないことはできないだろうし。でも、できないってことが、やりたくてできないのか。やりたくてできないことはないですから」と回答。
続けて、「そのスペースから違う場所に行ったみんなも思ってるんじゃない? きっと。もちろん出て晴れやかになった人たちもいると思うけど」とも語った。
また、「結局は1人でやってないですからね。はっきり言いますけど、本当に1人じゃ何もできないですから。それは間違いない」と、周りに支えられている環境に感謝を示す言葉も述べていた。
「2016年にSMAPが解散すると、木村さんと中居さんがジャニーズ事務所に残る決断をした一方、稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さんは事務所を退所しています。事務所に残っていた中居正広さんも2020年に独立し、今年1月に芸能界を引退。
そのような中、木村さんは現在も旧事務所からエージェント契約の事務所として生まれ変わった、STARTO ENTERTAINMENTの契約タレントとして活動を続けています。1人残った木村さんが、解散当時にメンバーにも伝えたかった想いなのではないでしょうか」(芸能ライター)
また、番組内で語られていたのはそれだけでなく、有働から木村の娘たちが恋人を連れてきたらという問いをふられる場面も。
キムタクの父親らしい一面
木村の長女Cocomiはフルート奏者やモデルとして活躍。次女のKoki,はモデルや女優としても活動している。“恋人を紹介する際に父からいい顔をされなかった”という有働のエピーソードを聞かされた木村は、「皆さん、そうだと思いますよ」と答え、「誰か連れて来たら、まずチッてなるんじゃないですか?」と、父親らしい一面を見せた。
「SMAP解散ののちに起きた中居さんの女性トラブルや、最近ではコンプライアンス問題による国分さんの騒動やTOKIOの解散など、さまざまな問題がありました。そんな中、SMAP解散については一切口にせず、仕事と家庭と向き合ってきた木村さん。2023年に開始した自身のYouTubeチャンネルの登録者は200万人を超え、SMAP時代とは違い、木村さんの人となりは世間により浸透しているように感じます」(前出・芸能ライター)
ネット上では、「俺様キャラに見られがちだけど、1人じゃできないと言える謙虚さが芸能界の最前線で活躍し続けられる秘訣かも」「バッシングを受けても、目の前の仕事をやり続けてきたのをみんなが見てるからね。尊敬しかないです」「いまでもSMAP解散は悲しいけど、それぞれがそれぞれの道で輝いてほしい」
といった声があがっている。
誠実に仕事と家庭と向き合いながら、ただ結果を出し続けてきた木村。だからこそ今、彼の言葉に説得力と凄みを感じるのかもしれない。
