11月18日、Disney+ (ディズニープラス)で配信され、全米の各賞を総ナメにしたドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』のシーズン2に、Snow Manの目黒蓮が出演することが決定した。目黒はオーディションで今回の役を射止めたという。
真田広之が主演とプロデューサーを務め、「日本人が見てもおかしくない日本を描こう」というこだわりで、カナダ・バンクーバーに巨費を投じて城の内部や村のセットを建設。シーズン1は'21年9月22日から'22年7月2日まで、9か月半という長期間にわたり撮影が行われた。
日本では苦戦を強いられているDisney+
目黒はSnow Manとして行う5大ドームツアー終了後、1月後半からクランクイン予定。撮影期間中は、グループは8人で活動を継続するという。
「目黒さんが演じるのはシーズン2から新たに登場する和忠役。詳細は明かされていませんが、ストーリーに大きく関わる主要キャストであれば、少なくても4〜5か月ほどは日本を離れることになるのでは」(芸能プロ関係者)
Disney+では今年7月から、『旅するSnow Man / 完全版 -Traveling with Snow Man-』を独占配信。大きな反響を呼んだ。
エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんは、『SHOGUN 将軍』で目黒が抜擢された理由をこう分析する。
「Disney+の会員数は公表されていませんが、日本国内では少々苦戦を強いられている印象を受けます。『SHOGUN将軍』についても、アメリカでさまざま賞を受賞したことで、日本国内での注目度が高まった形です。つまり、Disney+としては、日本国内のユーザーにアピールできる存在が必要だったと言える。
圧倒的人気を誇り俳優としても評価の高い目黒さんは、まさにそのような存在だと言えます。目黒さんも出演した『旅するSnow Man』は会員数増加に大きく貢献したであろうことも想像できますし、国内でのマーケットを意識して、目黒さんに白羽の矢が立ったのかもしれないですね」
目黒がSnow Manとしての活動をセーブしてまでオーディションを受けた理由については、
「日本国内での活動だけでは、なかなか海外に進出するチャンスを掴むことはできない。しかし世界中で配信され、注目度も高い『SHOGUN将軍』であれば、当然ながらより広く世界中に知ってもらうことができるし、今後海外作品のオーディオションを受けるにして、重要なキャリアになる。海外志向の強いと言われる目黒さんならSnow Manの活動をセーブしてでも、出演する価値は十分あるでしょうね」(大塚さん)
昨年配信された、Disney+オリジナルの韓国ドラマ『殺し屋たちの店』のシーズン2には、岡田将生と玄理が出演することが発表されている。
「岡田さんや目黒さんの演技が高く評価されれば、今後Disney+の作品において、日本の人気俳優が積極的に起用される可能性もあるでしょう」(大塚さん)
配信時期は未定だが、SNS上ではすでに「めめが世界のみなさんに見つかってしまう!」と嬉しい悲鳴を上げるファンが殺到中。日本のトップアイドルから、世界的俳優になる日も時間の問題のようだ。
