ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希

 現在来日しているMLBドジャースのデーブ・ロバーツ監督。11月19日におこなわれた木下グループのCM制作発表会に登場し、チームに所属する大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希ら日本人選手のWBC出場を巡る話題に言及した。

WBCドラマチックすぎた展開

2023年のWBCで日本を世界一へと導いた大谷翔平

 次のWBCは2026年3月に開催。前回の2023年大会と同じく20の国と地域が参加し、1次ラウンドは5チームごと4つのグループに分かれての総当たり戦でおこなわれる。ちなみにこれまで第3回大会はドミニカ共和国、第4回大会はアメリカが優勝しており、第1、2、5回大会は日本が優勝に輝いている。

「前回の第5回大会で思い出されるのは、決勝戦で実現した当時の同僚マイク・トラウトと大谷の伝説の対決です。3-2のアメリカ1点ビハインドで迎えた9回、フルカウントから大谷がトラウトを空振りに打ち取り優勝が決まるという漫画のような展開に、世界中が沸き立ちました。敗れたアメリカのマーク・デローサ監督ですら、あまりのドラマチックな展開に“今日は野球界の勝利だ”と試合後の会見で語ったくらいです」(野球専門メディア記者)

 世界中で盛り上がりを見せた前回大会。次回2026年の大会には、大盛りあがりの前回大会を見ていた選手たちがこぞって参加を希望している。世界各国のドリームチームが見られると期待されているが、とくに注目するべきはアメリカだ。

 2大会ぶりの優勝を目指すアメリカは、2年連続でア・リーグMVPに輝いたヤンキースのアーロン・ジャッジがキャプテンとして出場決定。他にも山本由伸を抑えて満票でサイ・ヤング賞を受賞したパイレーツのポール・スキーンズ、ジャッジとMVPを争ったマリナーズのカル・ローリーなど名だたる選手が参加を表明している。

 かなりの本気度を見せるアメリカ。対する日本チームは、やはり大谷や山本たちMLB選手の出場が鍵になるのではないだろうか。

「私が決めることではなく彼らが決めること」

2025年3月14日、日本に帰国して会見に参加したロサンゼルス・ドジャースのロバーツ監督

「ロバーツ監督は取材陣に対し、“大谷、山本、佐々木については、私が決めることではなく彼らが決めること”と語りました。その上で“彼らが決めて出場するとなったらサポートする”とも話しています」(前出・野球専門メディア記者)

 MLBワールドシリーズでの活躍も記憶に新しい3人が出場するとなれば、次のWBCもかなりの盛り上がりが期待される。

 しかし一方で、ネット上では「WBCに出ることで怪我や不調の懸念があるなら、出ないで来シーズン活躍してくれた方がいいのかもしれない」「ワールドシリーズで熾烈な戦いをしてたんだから、来シーズンに向けて休養やトレーングにあてた方がいいのでは?」 と彼らのコンディションを心配する声も。

 この先長くMLBで活躍するためにも休んで欲しい気持ちと、日本を背負って戦う姿も見たいという気持ち……。ファンからすれば非常に悩ましいが、ロバーツ監督が言うように最後は本人たちが決めること。我々は彼らの決断を静かに見守りたい。