'26年1月期のフジテレビ系「月9」ドラマ枠で放送される『ヤンドク!』で、橋本環奈が主演を務めることが発表された。橋本は月9枠では初主演となる。
脚本は朝ドラ『おむすび』根本ノンジ氏
実在する脳神経外科に勤務する女性医師をモデルにしたオリジナルストーリー。ヤンキー娘がある事件をキッカケに猛勉強。見事、脳神経外科医になり病気に苦しむ患者に寄り添いながら、旧態依然とした医療現場を改革していく……という医療エンターテインメント作品だという。
「モデルとなった女性医師はまだ明かされていませんが、主人公は岐阜弁を使う設定という点から考えても、'23年に中京テレビのニュースで取り上げられて注目を集めた、岐阜県内の病院で勤務するE医師だと思われます。放送後は“ドラマのような半生!"とネット上で話題になりましたから」(テレビ誌編集者)
脚本を担当するのはフジテレビ系『監察医 朝顔』シリーズや日本テレビ系『ハコヅメ〜たたかう! 交番女子〜』、NHK『正直不動産』シリーズを手がけた人気脚本家の根本ノンジ氏。
しかし早くも、今回の月9を不安視する声が上がっている。
「根本さんと橋本さんは、賛否を呼んだ朝ドラ『おむすび』でタッグを組んでいます。根本さんは漫画原作の作品の脚本には定評があるのですが、『おむすび』などオリジナル作品は苦戦しているんですよね……」(同・テレビ誌編集者)
また今回公開された金髪の“元ヤン"姿にも懸念の声が。
「『おむすび』も後半の評価は悪くなかったものの、橋本さんが金髪姿で挑んだ前半は“朝からギャルの話は見たくない"と、早い段階で離脱してしまった視聴者も少なくないですからね。今回の金髪姿は『おむすび』を思い出す人もいるでしょうから、イメージだけで敬遠されてしまわないか心配です」(スポーツ紙記者)
一方で、「人気シリーズに成長する可能性も秘めている」と期待する業界関係者も。
「実在する医師の半生をモチーフにするため、原作のある作品が得意な根本さんなら上手く仕上げてくれるのではないでしょうか。また彼が手がけたフジテレビ系の『監察医 朝顔』シリーズの評価は高く、医療作品での実績もあります。今回のモデルがE医師であればかなり濃い人生を歩んでいるので、視聴率次第ではシリーズ化も期待できますよ」(制作会社関係者)
『おむすび』のイメージを払拭し、橋本の代表作となるか?
