21年目にして初となる武道館公演『超八in日本武道館』を行ったSUPEREIGHT 撮影/高梨俊浩

「21歳になりました。俺たちの青春はこっからだぞ!」

 昨年デビュー20周年を迎えたSUPER EIGHT。21年目にして初となる武道館公演『超八 in 日本武道館』を行った。

TOKIOの名曲も披露

 横山が煽り、『あおっぱな』でライブはスタート! アリーナ中央には360度どこからも見えるステージが設置された。

『ズッコケ男道』で盛り上がった後、『ワッハッハー』と『I to U』はアコースティックアレンジでしっとりと。

 青スーツに衣装チェンジしてのMCは、約11年ぶりにメンバー“5人だけ”でゴハンに行った話に。さらには、『ハリケーンベイべ』の冒頭ポーズにおける“丸山の脇”のネタで抱腹絶倒。当日、急きょセット入りした『象』について安田は、

「“10年後またここで会おうよ”って、みなさんの前で言えたのもちょっとハッピーだと思って。未来は不確かだけれども、希望を持つのはいいことで。そして音楽でつながれるということが幸せだと思っております。そして、この年代になったからこそ届けられる歌があると思っています。“ここで歌うことに意味があるんちゃうか”ということになりました。なので、聴いてください。日本武道館といえばこの曲、『LOVE YOU ONLY』(TOKIO)!」

横山は「心からメンバーに感謝しています」

「今年、おかんが亡くなって15年がたちました。それから僕は『オニギシ』を歌っていなくて。おかんと妙に向き合う1年になりまして」

 と話し始めたのは、8月の『24時間テレビ』でチャリティーランナーを務めた横山。

「国技館でメンバーが待ってくれていて、めちゃくちゃうれしかったんですよ。誇らしかったし、最高の親孝行ができた。本当に心からメンバーに感謝しています。そして改めて放送を見直すと、4人が『オニギシ』を歌ってて。“俺も一緒に歌いたい!”と思ったんです」

「みなさん本日は本当にありがとうございました。SUPEREIGHT、幸せです!」と言った安田に、「幸せです!」と大倉も続けた 撮影/高梨俊浩

 5人で熱唱する『オニギシ』に会場うるうる。その直後は『乾杯!!節』というジェットコースター展開! 全員で騒ぎまくった後、村上はこう挨拶した。

「これだけのキャリア積んできましたので、だいたいどんなことがあっても大丈夫だと思っています。みなさんの人生に恥じないグループであり続けられますよう、これからも頑張ってまいります! 今年はここ武道館のみになってしまいましたけど、来年はもう少しみんなで会える時間、機会をぜひつくりたいと思っています」

 アンコールは『T.W.L』『友よ』。終演のアナウンスが流れようとも止まらない“エイト”コールに応えたダブルアンコールは『無限大』。

 エイターによる“U字の水槽”の大合唱、大倉の“使わない手は腰に”なる名言、丸山に無視される横山……など超笑えて、超温かい2時間半だった。