テレビプロデューサーの佐久間宣行(50)がパーソナリティを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』が12月10日深夜27時〜放送され、ゲストとしてタレントのマツコ・デラックス(53)が登場した。
ラジオでは初共演の2人。そんな2人が繰り広げるトークは業界の裏側を抉る濃厚なトークとなったが、放送直前に番組公式Xが投下した2人のツーショット写真が話題をさらっている─。
マツコ・デラックスを超える佐久間宣行
番組公式アカウントは放送前、「今日の夜27時からは【佐久間宣行のオールナイトニッポン0】。マツコ・デラックスさんがゲストです(写真は収録後のものです)」という告知と共に、ブース内で並び立つ佐久間とマツコのツーショット写真を投稿した。マツコ・デラックスといえば、その圧倒的な存在感と体躯がトレードマークだが、隣に立つ佐久間もまた、身長180センチを超える長身で知られる。
このマツコに見劣りしない“デカさ”にユーザーからは、「サイズ感がバグる」「マツコ痩せた?」「サクマ・デラックスじゃん」「佐久間さん、マツコさんより大きいの!?」など、普段テレビ画面を通して見るマツコは共演者を圧倒するサイズ感であることが多いだけに、この“バグ”のような構図にリスナーが即座に反応した。
「佐久間さんも180センチ超えと身長が高いイメージがありましたが、大きいイメージが先行するマツコさんと並んでも、一回りも大きく見えるサイズ感に私も少し驚きました。視覚的なインパクトは、そのまま二人のメディア人としての器の大きさにも感じ取れましたね」(メディア関係者・以下同)
しかし、放送では意外と繊細なテーマへと展開していった。注目されたのは、コンプライアンスが厳格化された令和のテレビ業界において、マツコ・デラックスは過激な発言を吐きながら、もなぜ炎上しないのか、という点だ。
これに対しマツコは「私は言っているんです。ずっと。めちゃくちゃちゃんとカットされる」続けて「最近テレビ見ていると、ちゃんとした進行をしているみたいになっているんですけど、収録中はめちゃくちゃなこと言っています」と明かした。
マツコが炎上しない理由
生放送レギュラー番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、「あれは唯一気を付けたところは、問題になりそうなネタは扱わない」とマツコなりの配慮があるようだ。
「マツコさんが炎上しない最大の理由は、編集の力に加え『愛情』や『ユーモア』があり、悪意を感じさせない点が大きいと思います。自分自身でも語っている『攻めてるオカマ』というイメージが定着しているとはいえ、マツコさん自身がどこまで言っていいかを理解した上で発言しているからこそ、成立している関係性だと言えるでしょう」
ラジオを聞いたリスナーからは「腹よじれるくらい笑いました」「今回かなりの神回でした!マツコさんをもっとラジオに出すべき!!」2人の率直なやり取りが多くの共感を呼んだようだ。
ニッポン放送の番組に出演したのは9年ぶりだったとのことで「ラジオが全然私を愛してくれない!」と嘆いでいたマツコ。テレビでは見ることができないマツコの声を、多くのリスナーは望んでいる──。
