12月12日、ニッポン放送でオンエアされた『中森明菜のオールナイトニッポンGOLD~オールタイムリクエスト~』に、明菜本人がパーソナリティーとして登場。ミッツ・マングローブと、フリーアナウンサーの垣花正がパートナーとして加わり、楽曲秘話など4時間にわたってたっぷりと語り尽くした。
「ラジオでは、明菜さんの振り付けの話になったのですが、実は、自分で振りをつけているんです。代表曲のひとつである『DESIRE ―情熱―』の振りは、現在のテレビ東京で、1970年~1980年代に放送されていた音楽バラエティー番組『ヤンヤン歌うスタジオ』のリハーサル中に生まれたそうですよ」(スポーツ紙記者、以下同)
歌姫は今年、精力的に芸能活動を行っている。
「4月に大分の野外ロックフェス『ジゴロック2025 大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL』に登場。約16年ぶりとなる本格的なライブパフォーマンスを披露しました」
11月28日からは、東京・神戸・福岡の3都市で『中森明菜 ザ・ステージ・プラネタリウム』の上映がスタート。映像は、かつて出演したNHKの音楽番組でのパフォーマンスを再編成したものだ。
12月上旬、週刊女性記者が東京会場を訪れると、平日の昼間にもかかわらず、20代から60代くらいの男女が多く詰めかけていた。
快くサインに応じた明菜
「映像の中で明菜ちゃんが曲の世界に入り込んで、悲しげな表情を見せるシーンに胸を打たれました!」(20代の女性ファン)
上映を記念し、明菜のサイン色紙が3会場を巡回することが決定。運営会社によると、
「現地に掲出するサインをいただけないか、製作委員会よりお願いしたところ快くサインを書いてくださいました」
チケットの売れ行きについては、
「非常に好調で、すでに上映を開始している東京と福岡は、基本的に満席の状況です」(運営会社)
公式グッズであるアクリルスタンドと、ブロマイドの販売も好調だという。
イベント以外に、明菜はチャリティーオークションにも参加した。
「WHO(世界保健機関)が12月1日に設立した『世界エイズデー』の趣旨に賛同し、明菜さんも参加しました。彼女は、撮影で着用した高級ブランドの靴と、ファンクラブ限定の写真集を出品。66件の入札があり、12月7日に70万3000円という高値で落札されました。それらの落札金額は、アフリカの子どもたちの支援に充てられるそうです」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
12月末には、計8公演のディナーショーを開催する。
「チケットは9万円からと高額ですが、完売したといいます。しかし、11月29日には、明菜さんのインスタグラムのストーリーズで、チケット転売が相次いでいると注意喚起していました。一般席9万円が18万円で出品されたケースもあったそうです」
「体力的に問題ないのか」の懸念
“完全復活”が目前といわれる中、来年は明菜にとってターニングポイントの1年になると、音楽評論家の富澤一誠氏は語る。
「ファンとしても“完全復活”への期待感がありますよね。でも“体力的に問題ないのか”など、懸念が払拭できずにいます。要するに期待感と不安感が入り交じっているんだと思います。それを一掃できるかが、来年のカギになってくるのではないでしょうか。完全復活というのは、おそらくニューシングルやアルバムを発売してツアーを回ることだともいえるでしょう。しかし、一気に活動を広げるのは厳しいのではないでしょうか」
ライブツアーを意識しているのか、最近は週に3回、パーソナルトレーニングに取り組んでいるという。
「トレーニングだけではなく、タンパク質や野菜をとることを意識するなど、食事にも気をつけているそうです。彼女は今まで以上にボイストレーニングにも取り組んでいます。ツアーを回ってファンの方々に歌声を届けることを、強く渇望しているのでしょう」(芸能プロ関係者)
身体に負担をかけないように、あくまで“スローモーション”で!!
