SUPEREIGHTの横山裕

 12月12日、SUPER EIGHTの横山裕(44)が『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)の収録中に大けがを負ったと報道され、波紋が広がっている。

横山裕のけがにフジテレビからは謝罪

フジテレビ社屋

「フジテレビの番組公式サイトでは、《12月11日午後、当該番組のロケにおいて、SUPER EIGHTの横山裕さんが「右肋骨骨折、腰椎捻挫」で全治2カ月の怪我をされました》と怪我についての詳細を説明。さらに、《横山さんが怪我をされたことについて、大変申し訳なく、心より御見舞い申し上げます。また、関係者の方々、ご迷惑をおかけした皆様に、心よりお詫び申し上げます》と謝罪の言葉を掲載しています」(テレビ情報誌ライター)

 番組に出演しているSnow Man向井康二は、自身の会員制ブログで横山の事故について言及。番組の企画『記憶忍者戦隊 マッサマン』において、横山が回転台の上に乗るゲームの収録中に起きたと明かしている。この企画は向井扮するヒーロー・マッサマンが、記憶力の向上を目指して対戦ゲストと記憶力ゲームに挑む人気企画のひとつだ。

 ドッキリ企画での全治2か月の大けがを聞いた人たちからは、「ドッキリで体を張る企画は危ないからやめた方がいい!」「見ていて危ないと思っていた。ドッキリで怪我なんてありえない」「向井くんに責任はないけど、仲の良い先輩なだけに気に病んでるだろうな……」

 などのドッキリ企画に対する批判や、一緒に企画に出演していた向井を心配する声が続出している。

『ドッキリGP』視聴者と感覚のズレ

 実際、近年の『ドッキリGP』については、視聴者との感覚のズレが目立つ様子が多々見うけられる。

「今年8月の放送では、坂上忍さんの愛犬をやす子さんが預かるも、スタッフのせいで犬が逃げてしまいみんなで大捜索するというドッキリが企画されました。やす子さんは犬を必死に探す中、なかなか見つからないイラだちからスタッフを問い詰めるなど怒りをあらわにしてしまいます。

 これまでのイメージが一気に壊れ、ネット上では炎上してしまう事態に。さらに、昨年11月には、大きなクマのぬいぐるみから液体をかけられるドッキリにあったお笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司さんが、液体を避けるために転倒。肋骨を折るけがを負ってしまいました」(前出・テレビ情報誌ライター)

 遡っては、2023年11月の放送では、フジテレビの杉原千尋アナがターゲットとなり、体重を強制的に測定される企画も。体重発表か全身肌色タイツを着て貝殻ビキニのコスプレかお蔵入りかの3択を迫られる事態となり、結局はコスプレを選んだ杉原アナだったが、それを見た視聴者からは《全く笑えないんだけど……》《昭和のお笑い?》《これってイジメそのものじゃん》との声が多く上がってしまった。

 たとえどんなに面白かったとしても、安全第一の企画であることは絶対だ。コンプライアンスもどんどん厳しくなる現代。この時代にあった企画を考えていく必要がありそうだ。