今年7月にオープンした沖縄県国頭郡今帰仁村にある大型テーマパーク『ジャングリア沖縄』。12月15日、来年のゴールデンウイークごろに新アトラクション『やんばるトルネード』を導入すると発表した。
ジャングリアの新アトラクションに“誇大広告”の指摘
「『やんばるトルネード』は2人1組で乗るアトラクションで、1回の稼働で最大48名がライドできるもの。ライド後は回転しながら動き、そこに傾きも加えられていくそうで、最大高度は約20メートル。最高到達点では、体は完全に逆さまになり、これまでにない絶叫体験が味わえるそう。
『やんばるトルネード』は、大自然やんばるの渓谷が広がるエリアに建設される予定で、大人から子どもまで楽しめるアトラクションになっているといいます」(旅行雑誌ライター)
ジャングリアが発表したリリースでは、アトラクションの説明とともに《7月開業より約5か月が経過し、多くのお客様をお迎えできていることに深く感謝申し上げます。この着実な来場実績を背景に、本ライドアトラクションへの新規大型投資を計画通り実施することができました》と来場者への感謝を綴っていた。
しかし、この新アトラクション発表に対し、ネット上では、ある“批判”の声が上がっているという。
「ジャングリアはアトラクションのイメージ画像とともに公表したのですが、この画像に“誇大広告”という指摘が寄せられているのです。
ジャングリアは7月の開業に伴い、その完成度の高さが伺えるテーマパークやアトラクションのイメージ画像を公開していましたが、いざオープンとなると、イメージ画像と現実の“ギャップ”がひどすぎるという批判が上がっていました。こうした背景もあってか、今回の『やんばるトルネード』にも冷ややかな視線が注がれている状況です」(前出・旅行雑誌ライター)
ジャングリアに“誇大広告”という指摘が上がっていることについて、問い合わせてみると、
「公開したやんばるトルネードのビジュアルは、このアトラクションを体験される方が感じる『爽快さ』や『気持ちよい絶叫』をお伝えするためのイメージビジュアルとして、制作しております。
開発中の実物のアトラクション筐体をもとにビジュアル制作を行っておりまして、来春にパーク内で同様の体験をお届けできるよう準備を進めております。これからも、皆様に安心して楽しんでいただけるパーク運営に努めてまいります」(ジャングリア沖縄PR担当者)
との回答があった。
果たして、来場者は『やんばるトルネード』の完成度に満足できるのだろうか、それとも――。
