稀代のスーパースターが、またもや“広告塔”に。12月16日、大手飲料メーカーのキリンホールディングス株式会社が、同社の『免疫ケア』推進アンバサダーにロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が就任したことを発表した。
ついに“ライバル企業”まで起用
就任について、大谷は「今回、キリンさんと免疫ケアの重要性を広げていきたいと思い、アンバサダーとしてサポートさせていただくことになりました。ぼくも、家族が増えたり、試合で移動も多い中で体調管理のために免疫ケアを大切にしています。免疫ケアを通じて、健康な人が増えてほしいと思っています。ぜひみなさんも、iMUSE免疫ケアサプリメントで免疫ケアに取り組んでいただけたらと思います」とコメント。発表によると、子どもから大人まですべての人が明るく健康に過ごせる社会の実現を目指し、大谷がアンバサダーに起用されたという。
大谷の広告が展開されるのは、2026年1月1日から。第一弾として、『キリン iMUSE 免疫ケアサプリメント』シリーズによる『免疫ケア』推進プロジェクトとして、CMや広告などに登場する予定だ。
大谷の起用に対して、世間からはさまざまな反応が寄せられている。
「大谷選手は、ホームランを放った際の“デコルテポーズ”でも話題となった化粧品会社『コーセー』や、スポーツメーカーの『ニューバランス』、大手飲料メーカーの『伊藤園』など、現時点で計20社を超える企業とスポンサー契約を結んでいます。特に今回は、免疫ケア商品とはいえ、伊藤園の“ライバル企業”でもある同じ飲料メーカーのキリンにも起用されたということで、ネット上では“日本企業席巻ですな”“こりゃ日本中の広告が大谷になる日が近いかも”“もう良いって。。。やりすぎだよ”といった反応が寄せられています」(スポーツ紙記者)
あくまで“推せるもの”に出演
とはいえもちろん、歓迎の声が多数。大谷が高い好感度を誇る背景には、その“企業選び”が関係しているようだ。
「大谷選手が出演しているのは美容化粧品やスポーツ用品、食品関係などの広告ですが、現状、アルコール飲料など健康への影響が懸念されるものには一切出演していません。キリンの名前を聞いた人の中には当初、同社の看板商品であるビールや缶チューハイなどを思い浮かべた人も多かったようですが、そこは日頃から食生活を徹底している大谷選手。免疫ケア商品の情報を受けて、世間からは“自分が飲まないビールとかウイスキーとかエナジードリンク絶対やらないの良き”“まさに健康管理を意識している大谷らしい起用”など、あくまで自分が“推せるもの”の広告に出ている点に賞賛が集まっています」(広告代理店関係者)
2025年3月、アメリカのスポーツビジネスニュースサイト『スポルティコ』が報じた内容によると、今季のスポンサー収入がスポーツ選手史上4人目となる1億ドル(当時のレートで約148億円)超えとなった大谷。なお、12月17日には、伊藤園が2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオフィシャルグローバルパートナーに決定したことも発表。大谷が愛飲する『お~いお茶』ブランドは、大会全体の“オフィシャルグリーンティー”に採用されたという。
驚異の活躍を見せるスタジアムの外でも、多大な影響力を持つ大谷。オフシーズンも、その顔を見ない日はない!?
