12月17日、初の単独での『鴨場接待』に臨まれた愛子さま

 12月17日、埼玉県越谷市にある宮内庁の鴨場に足を運ばれた愛子さま。この日は、日本伝統のカモ猟で16カ国の駐日大使らをもてなす『鴨場接待』が行われ、愛子さまはおひとりで接待役を担われた。

愛子さま初の単独『鴨場接待』

「昨年は、秋篠宮家の次女・佳子さまとともに臨まれ、ふたりのプリンセスによる“ペア公務”が話題に。今回は愛子さまが単独での接待となりましたが、昨年の経験もあってか、各国の大使らと“お会いできて光栄です”と英語で挨拶を交わされるなど、落ち着いたご様子で歓談されていたと思います」(皇室担当記者、以下同)

 初の単独での『鴨場接待』をやり遂げられた愛子さま。しかし、思わぬハプニングも起こっていた。

「愛子さまの手から放たれた鴨がなかなか飛び立たず、芝生の上からじっと動かなくなってしまったのです。愛子さまは飛び立とうとしない鴨をやさしく撫でられていましたが、それでも動じない鴨を見て、“大丈夫ですか?”と心配そうに説明者に声をかけられていました。

 ネット上では、この愛子さまの一連の行動に対し、《動物は心の優しい人がわかるんだよ》《なかなか飛びたたない鴨に優しくポンポンされてる愛子さま。本当にどうかしちゃったのかと心配されてるお姿を拝見して生き物に対しての深い愛情を感じました》《鴨がペターっとなってるのを優しく撫でている愛子さまが素敵。離れたくない鴨の気持ちよくわかります》など、動物好きの愛子さまらしい対応に感動を覚える人がいるようです」

 ハプニングに見舞われながらも、その対応に称賛の声が寄せられた愛子さま。当日のファッションにも好感が寄せられているという。

この日はブラウン系のワントーンでコーディネートを統一された

「この日、愛子さまはブラウンのジャケットに淡いハイネックのニットをお召しに。ジャケットと同系色の千鳥格子柄があしらわれたスカートを合わせ、足元はブラウンのロングブーツで“ワントーン”で統一されていました。

 愛子さまのクラシックなコーディネートに対し、《細部に品格が感じられます》などの声が上がっています」

 そんな中、ある皇室ジャーナリストは愛子さまの装いについて、次のように話す。

「愛子さまの左手首に“白い糸”が結ばれていたのです。先月、愛子さまはラオスを公式訪問されましたが、この“白い糸”はラオスの伝統儀式で結ばれたもの。帰国から1か月が経とうとしていますが、今でも心を寄せられている証なのでは。

 ハプニングへの対応や上品なファッション。さらに、ラオスへのお心遣いも垣間見えるなど、まさに“完璧”と言える『鴨場接待』になったと思います」

 成年皇族となられて以降、単独での公務が増えていく愛子さま。初の単独『鴨場接待』は“大成功”で幕を閉じたようだ。