ギャル曽根(左)と粗品

 12月18日、お笑いコンビ・鬼越トマホークのYouTubeチャンネル『鬼越トマホーク喧嘩チャンネル』に、霜降り明星の粗品が出演した。動画内では『粗品の好きな芸人ランキング』と題した企画が行われ、約2時間に及ぶトークの中で、実名を挙げたエピソードが明かされ注目を集めている。

リアクションに差があるというギャル曽根

「番組後半、粗品さんは自身の好きな芸人1位として、笑い飯、千鳥、麒麟、中山功太さんらの名前を挙げました。その流れで話題に上がったのが、朝の情報番組『ラヴィット!』です。朝帯にバラエティ番組を編成するという逆風の中で始まった同番組について、粗品さんは『ただただ川島さんのツッコミのおもろさだけで耐え抜いた』と高く評価していました」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 その中で「ギャル曽根とかも呼んでるもんね」とタレントのギャル曽根に話題が及ぶと、粗品は「ギャル曽根ホンマにやばくて」と切り出し、若手芸人との関係性について語り始めたという。

「ギャル曽根さんは現在、『ラヴィット!』に木曜日レギュラーとして出演していますが、ロケ現場で同じワタナベエンターテインメント所属の若手芸人と共演した際に素っ気ない対応をする一方、事務所の上の人がいる場では『おもしろい!』とリアクションが変わると、後輩芸人から聞いた話として明かしました」

 その後輩を不憫に思った粗品は、『オールスター感謝祭』(TBS系)でギャル曽根と共演した際、本人に直接注意したという。当初は「え? 何それ?」「してないよ」とかわされたものの、改めて真剣に伝えたと語っている。

 さらにその後、ギャル曽根本人から「誰が言ってたの? それだけ教えて」と問われたとも明かした。

「若手芸人の現場での扱いは、本人たちの今後の露出を左右する重要な問題です。粗品さんの行動は後輩を守ろうとする先輩としての責任感から出たものと受け取れます。一方で、ギャル曽根さん側の真意や現場の空気感は語られておらず、断定的に善悪を決めるのは難しいでしょう」

 粗品自身もギャル曽根を貶める意図はなく、「直ったらそれでいい」という思いで行動したことを強調していた。

 X上では、《ギャル曽根に直接言うの、粗品男気あり過ぎる》《後輩芸人さん守られてる》といった意見が。

 粗品の後輩思いの行動が株を上げたようだ。