実業家の前澤友作氏の“あの”豪邸が完成間近だという。
12月14日に放送された『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)で、千葉に建設中の新居が公開された。千葉県西部の私鉄沿線にある閑静な住宅地で、前澤邸の建築が始まったのは今から13年ほど前のこと。
“4人”で住むはずだった大豪邸
建築が始まって3年が過ぎたころ、現地を訪れてみると、建物はまだ囲いが取れておらず、建築中であるということがわかった。近所の住人に話を聞いてみると、
「500坪くらいの広い土地ですから、会社か何かの施設を作っていると思っていましたが、なかなか完成しないんですよね。個人の家なんですか。すごいですね」
と、豪邸の住人が誰なのかは知らないようだった。
ただ、前澤氏とその土地は深い関係があり、駅前には芸術家ロバート・インディアナが制作した、『LOVE』のオブジェが鎮座している。これは前澤氏が寄贈したもの。
そもそも、この邸宅が広く知られるようになり、マスコミの間で話題になったのは、ある女性のSNSがきっかけだった。
その女性とは、紗栄子。交際宣言こそまだしてなかったが、当時、紗栄子が前澤氏と交際していることはファンの間でも知られていた事実。その紗栄子がある日、自身のインスタグラムに《新居の打ち合わせ》というタイトルで、建築中の新居の内部だろうか、キラキラ輝くガラス壁の写真や工事中の部屋の写真をアップした。
さらに、前澤氏のインスタグラムにも同じような写真がアップされていて、2人が、いや、紗栄子には元夫ダルビッシュとの間に生まれた子どもが2人いたので、“4人”で住む新居を建てているのは間違いないとなったのだ。当然、結婚も近いのだろうと。
ところが、それから1年も経たずして、紗栄子はSNSで破局したことを発表した。ふたりの“愛の巣”となるはずだった豪邸はどうなるのか、と再び現地を訪れてみると、まだ完成していなかったのには驚いたが……。
前澤友作氏の“新恋人”
その後、前澤氏は剛力彩芽と交際を開始。あけっぴろげな性格の2人は交際を隠そうとはしなかったため、芸能マスコミの格好の的となった。行く先々でツーショット写真を撮られ報じられることになり、世間を沸かせたのだった。
この時点で豪邸はまだ完成していなかったが、そこに住むのは剛力だろうと確信した人は多い。しかし交際3年で、結局、剛力とも破局。その後、前澤邸が話題に上がることはなく、とっくに完成しているものと思っていたが……『千葉のサグラダ・ファミリア』と呼ばれている所以だ。
「完成間近とはいえ、完成していなかったのには驚きです。作り直しというか、何度も手直ししているようなので、時間がかかったのでは。前澤さんのこだわりを感じますね。庭に植えられていた巨木は当時、京都から運んだと聞いています。植えてから時間が経って枯れたとか、前澤さんが気に入らなかったとか、そんな理由で植え替えたと聞いています。
今回、エントランスの巨大な石壁には、香川県の五剣山でしか採れない最高級の『庵治石(あじいし)』を使用、玄関扉には山形県と秋田県にまたがる鳥海山が約2600年前に噴火した際に地中に埋まったという約3600年前の『神代杉(じんだいすぎ)』が使用されていることが明らかになりました。内部も、キッチンには最高級のイタリア産大理石でつくられたカウンターがあり、これが数億円を超えるものだと。地下にはワイン2200本を貯蔵できる巨大なワインセラーがあるということです。着工当時は総工費100億円といわれていましたが、上回っているのは間違いないでしょう」(スポーツ紙記者)
直近で報じられた前澤氏の新恋人は、ガールズバンド『SILENT SIREN』の元メンバーでドラマーの梅村妃奈子だ。
「前澤氏は2021年12月8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの宇宙船『ソユーズMS-20』に乗り込み、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在しました。その際、梅村さんはカザフスタンやロシアに同行し、かいがしくサポートしていたといいます」(前出・スポーツ紙記者)
『千葉のサグラダ・ファミリア』のゴージャスなキッチンに立つのは梅村なのか、それとも――。
