20140429 uekusa (2) A
 少年隊の植草克秀が16年間連れ添った妻との離婚を発表したのは、2010 年の年末。植草には、離婚前から転がり込んでいたマンションに住む女性との間に娘が誕生し、再婚も決意。そこで、前妻に養育費の減額を求める調停を申し立てたのだが、それによって、これまで語られなかった離婚の真相が明らかに――。

「そもそも離婚の原因は、彼にあったんです。それなのに、当時のインタビューでは全然違うことを言っていて……」

 そう語るのは植草克秀の前妻・A子さんの友人。

「記事ではA子さんが家を出たことになっていましたが、実際には植草さんが離婚の半年ほど前にA子さんと子どもたちを捨てて出ていったんです。連絡もとれず、A子さんは弁護士を立てて協議するしかありませんでした」(前出・友人)

 植草は10年間交際していた高校の後輩で元モデルのA子さんと1994 年に結婚。翌年には長男が生まれている。

「植草さんは、昔から少年隊の追っかけをしていたファンというB子さんと不倫をしていました。A子さんは最初の子どもを出産した後、浮気相手のB子さんと話し合いをして、植草さんとは別れてもらったそうです。でも、その後も関係は続いていたようですね。だって植草さんの再婚相手は、B子さんだったのですから」(前出・友人)

 植草がB子さんと連絡をとり続けていたのは、ネットゲームを介してだったという。そのことが、さらなるトラブルの種になった。

「植草さんは『ファイナルファンタジー』というネットゲームにハマっていて、朝から晩までやっていたそうです。部屋でずっとゲームをしている。そんな父親の姿を子どもたちに見せたくないA子さんは何度も諭しました。すると、言い合いになって植草さんは酷い暴力をふるうようになったそうなんです」(前出・友人)

 実は、DV(家庭内暴力)が離婚の大きな原因になったというのだ。その証明として、本誌に医師による診断書の控えを見せてくれた。病名の欄に《くり返す打撲症(domestic violence)の疑い)》と書かれ、生々しい状況が記されている。

《夫より暴力を受けたとのことで、平成19年1月9日、平成21年1月5日に受診。両日とも下腿や顔面に打撲傷あり (各々診療日に傷の写真記録あり)。当院前院長の診察の時、平成17年7月19日にも左胸部打撲―脇骨不全骨折の診断を受けています(レントゲン写真あり)。本人の話では、それ以外にも、数年に渡り夫より暴力を受けているとのことで、DVの疑いがあります》

 A子さんは夫の浮気のみならず、DVという耐え難い仕打ちまで受けていたのだ。

「弁護士を立てて離婚協議をし、そこで“お互いに離婚についてはマスコミなどに話さない”という取り決めがされたそうです。でも、植草さんは自分にとって都合のよい話だけを語りました。A子さんもその記事を目にしていますが、何も言わずに我慢していたんです」(前出・別の友人)

 DVの真相が語られなかったのは植草の都合だったというから、ファンならずとも幻滅するばかりだ。