いまだ問題収束の糸口が見えない、元TOKIO・国分太一のコンプライアンス違反問題。日本テレビの対応が物議を醸し続ける中、同局記者による“とんでもない乱痴気騒ぎ”が報じられ、さらなる波紋を広げている。
日本テレビから“違反事項”の詳細を知らされないまま、芸能活動休止状態に追い込まれている国分。11月26日には個人で記者会見を開き、違反事項の「答え合わせ」を訴えた。しかし12月1日、日本テレビの福田博之社長は会見で「答え合わせするまでもない」と述べ、要求を一蹴している。
カラオケボックスで“わいせつ行為”
これに対して松岡昌宏は、12月4日発売の『週刊文春』『週刊新潮』の取材で《われわれには何の説明もない》と局側への強い不信を吐露。看板番組『ザ!鉄腕!!DASH!!』(日本テレビ系)の存続自体が危ぶまれる事態となっている。そんな中……。
「12月23日配信の『女性セブンプラス』で、警視庁記者クラブに所属する一部の記者による乱痴気騒ぎが報じられました。前任を含む警視庁担当者の送別会に、NHKや日本テレビ、大手紙の記者らが参加していたようです。二次会のカラオケボックスで酒が進んだのか、日テレの男性記者が突然、下半身を露出。一緒にいた女性記者とわいせつな行為に及び、その様子をNHKの記者が動画撮影していたとされています」(スポーツ紙記者)
この動画が参加者以外にも拡散され、関係各社に事態が知れ渡る結果となった。行為に及んだ当事者らは周囲に対し、「泥酔していて当日の記憶がない」と説明しているという。
「日本テレビは、国分さんの降板理由について“コンプラ違反”が理由だとしています。しかし、今回の報道が事実であれば、当事者たちが泥酔していて覚えていないとしても、コンプラ違反に該当する行為であったことは誰が見ても明らか。またもや詳細な説明がなされない状況で、国分さんを追放した一方、身内の不祥事には歯切れの悪い対応に終始するメディアのダブルスタンダードが問題視されています」(前出・スポーツ紙記者)
ネット上では今回の報道に対して、「普通に犯罪だろ。懲戒解雇で済むレベルの話じゃない」「これが問題ないっていうのか?国分のコンプライアンス違反はこれより酷かったのか?」「メディアのコンプライアンス基準が著しく不公平」と、批判の声が相次いでいる。
国分問題で日本テレビの対応が厳しく問われる中、明るみに出た今回の騒動。日頃から「コンプライアンス」や「説明責任」を声高に掲げてきたメディア自身の振る舞いに、視聴者の視線は一層厳しさを増している――。
