日本テレビが放送する年末の音楽の祭典『発表! 今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード〜』が、12月29日に放送される。5時間半にわたって放送され、豪華アーティストが出演する予定だ。その出演者の中で今注目を集めているのが、アーティストのSKY-HIだ。
報道内容を認めて謝罪
「同番組は、サブスクランキングデータから様々なジャンルで2025年に最も聴かれた曲・アーティストを発表し、ジャンルごとの1位がVTRや生歌唱で届けられるというもの。豪華出演アーティストが生パフォーマンスを披露します。今回SKY-HIさんも出演者に含まれており、BMSGアーティストによる一夜限りのファミリーコラボ『ドリームステージ』に出演する予定となっています」(テレビ局関係者)
ドリームステージでは、SKY-HIの他、BE:FIRST、MAZZEL、HANA、STARGLOWがメドレー形式で歌唱する。しかし、放送を目前に控えた今、彼が出演することに対して違和感を覚える声が続出していると芸能ジャーナリストは指摘する。
「それは12月19日に『NEWSポストセブン』によってSKY-HIさんと17歳の未成年アイドルとの“深夜密会”が報じられたことが要因でしょう。報道によると、SKY-HIさんが複数回にわたって深夜に自宅マンションに女性を呼び出した後、早朝に帰宅させていたとされ、記事ではLINEのやりとりも公開されました。その後SKY-HIさんは内容について声明を発表。内容を概ね認めて謝罪しています」
音楽プロダクション『BMSG』の代表取締役で、今や敏腕プロデューサーとしても活躍するSKY-HI。世間を騒がせた騒動が明るみになった今、変わらず生放送の歌番組に出演する予定であることに、Xには首を傾げる視聴者が集まっているのだ。
特に多かったのが、《今後はコンプライアンス守りますで済むなら太一くんだってそれでいいんじゃない??》といったような、6月に複数のコンプライアンス違反が発覚し、無期限の活動休止中の元TOKIO国分太一と比較した指摘だ。
国分は11月下旬に記者会見を開き、コンプライアンス違反の内容について詳細が明らかになっていないことから、日テレ側へ「答え合わせをしたい」と要求。しかし、日テレは「必要がない」と一蹴し、断固拒否している。
「国分さんは、打ち合わせ名目でコンプライアンス違反についてのヒアリングを受けた際、身に覚えがある内容だったため認め、その場で番組降板を告げられたと当時の様子を明かしていました。日テレはコンプライアンスに対して厳重な姿勢を見せた一方で、今回のドリームステージの内容は、報道された翌日の12月20日に公式サイトで発表されており、もはや“スルー状態”と言っていいです。視聴者が違和感を覚えるのも無理ないでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト)
日テレが掲げるコンプライアンスとはいったい――。
