2025年の紅白のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。
第2部の世帯視聴率は、関東地区で35・2%を記録し、3年ぶりに35%を突破した。
「紅組、白組のアーティストが歌い切り“大トリ”として登場したのは松田聖子さん。1980年の紅白初出場時に歌った『青い珊瑚礁〜Blue Lagoon〜』を披露しました。
13年ぶりの出場となった矢沢永吉さんは、事前に収録したバラード『真実』を披露。しかし曲が終わると、NHKホール上空に『YAZAWA』のシルエットが映し出され、本人が登場するというサプライズがあったんです。ほかにも、玉置浩二さんや、福山雅治さんは2度出演するなど、レジェンドアーティストの活躍が目立つ紅白だったといえるでしょう」(芸能プロ関係者、以下同)
レジェンドとは対照的に、5人組ダンスボーカルグループのM!LKは今回が初登場。披露した楽曲『イイじゃん』は大ヒットを記録し、第67回『輝く!日本レコード大賞』では、優秀作品賞に輝いた。そんなメンバーのもとには、別事務所の大先輩から豪華な差し入れがあったよう。
「嵐の二宮和也さんからミート矢澤の弁当が届けられたそうです。メンバーの塩﨑太智さんのダンス動画に二宮さんがリアクションしたことから、親交が始まりました。このお弁当はSTARTO社の御用達で、1個3000円以上もする高級品。木村拓哉さんも、お祝いや労いの気持ちを表すのに使っているそう」
B'z稲葉と福山の“意外な共通点”
2024年に初登場を果たしたB'zの稲葉浩志は、福山雅治とともに特別企画に登場。
「披露した楽曲『木星』は、福山さんがプロデュース、作曲、編曲を担当し、稲葉さんが作詞をしたそうです。
一見、接点がなさそうに見える2人ですが、実は共に総合格闘技団体『UFC』の大ファン。2014年に、稲葉さんの公式サイト『en―zine』での対談をきっかけに距離が縮まったんだとか。対談では“格闘技愛”が炸裂し、1時間以上マニアックなトークを展開していましたよ」(音楽誌ライター)
もはや“紅白の風物詩”となりつつある、三山ひろしのけん玉ギネス世界記録は、見事129人連続で成功した。しかし、本番前にはハプニングがあったという……。
「企画の中では司会の有吉弘行さんが1番手でしたが、リハーサルでは早々にけん玉を失敗してしまったんです。今回で司会は3回目という有吉さん。余裕も出てきたところで失敗してしまい、気持ちが乱れてしまったようです。本番まで、楽屋で“大皿”の練習ばかりしていたそうですよ」(スポーツ紙記者)
佐野遊穂と佐藤良成の夫婦によるデュオ「ハンバート ハンバート」は初出場。朝ドラ『ばけばけ』の主題歌『笑ったり転んだり』をしっとり歌い上げた。
米津玄師は高速道路でパフォーマンス
「曲が終わると、ヒロインを演じる髙石あかりさんの目には涙が……。曲中には《日に日に世界が悪くなる 気のせいか そうじゃない》という歌詞がありますが、『ばけばけ』だけでなく今の社会にもつながる歌詞に、心打たれるファンも多かったと思います」(前出・音楽誌ライター)
リハーサル後の囲み取材で、今年の漢字を聞かれた佐野だったが……、
「『朝』ですかね。朝ドラを欠かさず見るという習慣は、これまで特になかったんですけど(笑)」
と、報道陣の笑いを誘ったシーンも。
3回目の出場となった米津玄師は『IRIS OUT』を世界初パフォーマンス。
「披露した場所はなんと、2025年春に廃止された銀座の東京高速道路『KK線』でした。すでに使われていない場所だったため、撮影許可が下りたのでしょう。また、NHKの放送100年にちなみ、7人組ガールズグループHANAら100人がバックダンサーとして参加。ダイナミックなパフォーマンスを披露してくれました」(前出・音楽誌ライター)
有吉ら司会陣の拙い進行ぶり
有吉、綾瀬はるか、今田美桜と司会者の顔ぶれも豪華だったが、その進行ぶりには、ネット上で辛口コメントがあふれた。
「ステージの転換に思いのほか時間がかかり、コメントに詰まって無言になるシーンや、テンポの悪さが目立っていました。歌い出しまでに間が空いたことで、視聴者もヒヤッとする場面があったようです。技術面でもカメラの前をスタッフが横切るなど“グダグダ感”が垣間見えてしまうことがありました」(前出・スポーツ紙記者)
元日本テレビプロデューサーの土屋敏男氏も、31日の夜に自身のXを更新し、
《あくまで推測だが あの奇跡を起こし続けた紅白歌合戦の美術さんのキーマンが定年か何かでいなくなってしまったのではないか?》
と、持論を展開していた。
そうはいっても、トラブルやハプニングは、生放送の醍醐味でもある。2026年末の紅白では、どんなドラマが生まれるのだろうか─。
