'25年5月に静岡県伊東市の市長に当選した田久保眞紀氏。しかし同年7月には学歴詐称疑惑が噴出。市議会では不信任決議案が可決され、同年10月31日付で失職となった。
刑事告発、退職金差し止めも
「田久保さんは東洋大学を卒業という経歴でしたが、大学は“卒業”したのではなく“除籍”されていたと報じられ、世間から批判を受けました。卒業証明をもらおうと大学を訪問して初めて自分が除籍になっていたことを知ったそうで、詐称したわけではないと語っていました」(スポーツ紙記者)
失職した田久保氏が市長の再当選を目指すべく、'25年12月7日からの市長選挙に出馬。しかし、同14日の投開票では新市長に当選した元市議会議員の杉本憲也氏に約3倍の票差をつけられての大敗。一連の騒動と今回の落選について、田久保氏の携帯番号に電話をかけると、
「選挙最終日にいろいろありましたので、しばらくマスコミの取材はお断りしています。公式SNSに事の顛末だったり、コメントを書いているので、そちらを参考にしてください」
と、言うのみだった。田久保氏は選挙直後に報道陣の取材に応じる予定だったが、一転して拒否。公式Xでは、自宅の周辺にマスコミが押し寄せたため、コメントを取りやめざるを得なかったと説明。現在は、公職選挙法違反や偽造有印私文書行使などの疑いで刑事告発されており、その影響で退職金約192万円の支給が差し止めとなっている。今後の捜査や田久保氏の行く末について注目が集まる。
「再びチャレンジすることを決意しました」
'25年9月に耳を疑うスキャンダルで注目を集めたのが群馬県前橋市の市長だった小川晶氏。
「小川さんは在任中、部下にあたる既婚男性と複数回にわたってラブホテルで密会していたことが報じられ、連日ワイドショーやネットニュースをにぎわせました。本人はあくまで“仕事に関する相談や打ち合わせの延長だった”と説明し、不適切な男女関係については一貫して否定していますが、市民からは厳しい声が相次ぎました」(ワイドショースタッフ)
その後の報道では、密会の場所や時間帯、公用車の使用、職場での関係性などの詳細が次々と伝えられた。こうした事態を受け、小川氏は同年11月27日、問題の責任を取る形で市長を辞職。
「市民の信頼を損ねてしまい、これ以上、職にとどまることはできない」
と頭を下げた。しかし、同年12月17日、前橋市内のホテルで行われた記者会見で再起を宣言。
「どんなに逆風でも、どんなに苦しくても、もう一度みなさんと一緒に、この前橋を変えていく。そのために私の人生をかけて、次の市長選挙に再びチャレンジすることを決意しました」
これまでの市政運営で取り組んできた施策や実績を強調しつつも“説明が尽くせていなかった点は反省している”として、改めて市民の審判を仰ぐ考えを示した小川氏。
'26年1月5日から行われる前橋市長選挙。同12日に投開票となるが、はたして勝算はあるのか――。
