1月7日、元『SKE48・AKB48』の松井珠理奈と、『BOYS AND MEN』の辻本達規が都内のホテルで結婚記者会見を行った。愛知県西尾市の呉服店で仕立てたという着物に身を包んだ東海地方出身の2人が会場に入ると、大きな拍手が送られた。
松井珠理奈と辻本達規の馴れ初め
「松井さんの着物についていた帯留めは、愛知産の瀬戸物をチョイスしていて、地元愛を感じました。辻本さんは昨年12月のライブでかかとを負傷してしまったようで、松葉づえをついての登壇に。
席についたときに松葉づえがコードに絡まるというアクシデントもありましたが、松井さんが辻本さんを気にかけていて、会見が始まる前から素敵な関係性が垣間見えましたね」(スポーツ紙記者)
会見が始まり、記者から2人の出会いについて聞かれると、まずは辻本がマイクを取った。
「出会い自体は約11年前。僕たちボイメンというグループは自分たちでチラシ配りをしていました。年末に名古屋駅で1人でチラシを配っていたところ、SKEのメンバーと松井さんが通りかかって“こんな寒いのに、1人で頑張っていてえらいね”と言ってくれたのが始まりですかね」
この回答に松井は、「それは語弊がある!“すごいですね。応援してます”って言ったんです。そんな上からじゃない(笑)」と、キレのあるツッコミ。
そんな偶然の出会いから、ふたりの距離が縮まったのは松井が活動を休止したときだった。
「知人の電話で話す機会があり、僕がキャンプが好きなので“キャンプで自然に癒されてみたら”と提案しました。そして知人を含めてキャンプに行ったんです。当時は女性アイドルに疎くて、松井さんがどういう人なのかよくわからず、勝手に“すごいわがままそう”というイメージを持っていました(笑)」(辻本)
これには会場も大爆笑。実際に会ってみるとイメージと異なり、辻本自身が松井のいい所を一生かけて伝えていきたいと思うようになったという。
「3年くらい前のクリスマスに僕から告白をしたんです。彼女が“一緒の時間を刻めたらいいね”といってペアの時計をくれたので、そのあとに僕もプレゼントを渡して“お付き合いしてください”と言ったら、“それはちょっと違う”と言われまして……」(辻本)
松井はなぜ、辻本からのラブコールにすぐ応えなかったのか。
「当時からいろいろ悩みがあって、彼に助けてもらって元気になったのですが、これ以上迷惑をかけてしまうのも申し訳ないなと思ったんです。“元気になったら全然違う感じかもしれないから不安です”という話もして。
彼は“元気がないときもこうしてそばにいたんだから、元気になって嫌いになることはないよ”と言ってくれて、そういってくれる人はもう現れないかもしれないと思ったのですが、それでも3、4時間は悩みましたね。
24日に告白してもらったのですが、日付が変わったころに“お願いします”と伝えました。そういう粘り強いところも素敵だなと思います」(松井)
“東海愛”満載の結婚会見
サウナ好きというふたりは11月26日、“いい風呂の日”に辻本からプロポーズをしたという。プロポーズのシチュエーションについて聞かれると、辻本は「恥ずかしいですね……」と言いつつ、
「東海地方のすごく有名な場所でしたんですが、みなさんに言ってもわからないかなぁと(笑)。ちょうど秋だったので、“紅葉のきれいなところ”とだけお伝えさせてください。そこでシンプルにストレートに言いました」
お互いに「珠理奈ちゃん」「たつ」と呼び合っているそうだが、婚約指輪について記者から質問が出ると、松井は大きな真珠のついた指輪を見せた。
「昔、ふたりで三重に旅行に行ったときに、彼女が真珠をとてもよろこんでいたのを覚えていて、三重のMIKIMOTOの真珠が東海地方でも有名で素敵だったので、婚約指輪にしました」(辻本)
婚姻届は松井の地元である愛知県春日井市の役所に提出。1月7日にしたのは、辻本が推す中日ドラゴンズの柳裕也選手の背番号が17、辻本の誕生日が5月17日、“ジュリナ”で1と7、と複数の意味が込められている。
辻本は「日本で17番と言えば大谷翔平選手だと思うのですが、僕は本当に柳選手が大好きなんで」と宣言し、会場の笑いを誘った。
近年、芸能人の結婚は本人のSNSや所属事務所のホームページで発表するのみという“あっさり”な形が多く、メディアを集めてのお披露目は減っているように思える。今回ふたりはなぜ、記者会見に踏み切ったのだろうか。
「今、だいたい結婚というとSNSで発信することが主流になってきているとは思うのですが、やはり僕も19歳から、そして彼女は12歳から芸能の世界でみなさんに育てていただいたご恩がある。
経緯だったり、どういうふうに結婚したのかっていうのを自分たちの口から伝えるのがいちばん最善なんじゃないかということで、 ふたりで会見を開くことを決めさせていただきました」(辻本)
会見が始まる前はネガティブな意見もネット上に散見されたが、実際に会見が始まると、ほとんどが好意的なものに変わっていった。
「会場は温かい雰囲気に包まれ、見ているこちらも幸せな気持ちを分けていただきました。ふたりのエピソードに現場では笑い声が起きる場面も多くあり、結婚までの経緯などを直接聞くと、彼らを応援したいという気持ちが自然にわいてくるので不思議ですよね。
近年、結婚会見を行うタレントさんは減ってきていますが、ぜひこの素敵な文化は無くならないでほしいと思います」(前出・スポーツ紙記者)
来場したメディア関係者のために、東海地方の名産品をお土産として用意していたふたり。最初から最後まで“東海愛”の詰まったほっこり会見となった。
