前橋市の小川晶市長(公式サイトより)

 1月12日、群馬県前橋市市長選挙の投開票が行われ、前市長である小川晶氏が当選した。彼女の再選に、世間からは驚きと疑問の声が続出している。

「開いた口が塞がらない…」再選にドン引き声

 同市長選は、そもそも小川氏の“ラブホテル問題”に端を発したもの。2025年9月、小川氏が部下の既婚男性と10回以上にわたってラブホテルで面会していたことが報じられた。前代未聞のスキャンダルに世間からの批判は相次ぎ、小川氏は任期を半分以上残し、11月下旬に辞職。今回の選挙へとつながった。

 当時の記者会見で小川氏は「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いがありません」とホテル密会については認めたが、「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動だったと深く反省しています」と、最後まで男女の関係は否定している。

「小川氏は、前橋でまさにアイドル的な人気を獲得しています。“不倫市長”と揶揄されても、未だ年配男性を中心に圧倒的な人気で、写真撮影や握手を求められることも。子どもたちからも、人気キャラクターの“ちいかわ”に似ていると慕われているようです。窮地ではすぐ泣くことから“泣きのアキラ”という異名を持っていて、“泣いたり笑ったり女優みたいだ”という関係者の声もあります」(地方紙政治部記者)

小川晶前橋市長が県議員時代に発行していた『きらきら通信』創刊号

 今回の市長選は投票率47.32%で前回を7.93ポイント上回り、市民たちの関心の高さがうかがえる。逆風のなかで華々しく再選を果たした小川氏だが、ネット上では困惑の声が止まらない。

「驚いた。前橋市民は一体全体どういうつもりでこの小川氏を推したんだ」「市長にまたなって大丈夫か?と思うし、こんな人を選んで恥ずかしいと思う」「無駄な税金使われての出直し選挙なのに。開いた口が塞がらない……」「前橋市って他にまともな候補者がいないのか?」など、厳しい声が殺到している。

「群馬県知事の山本一太氏は、1月9日に自身のブログで前橋市長選について言及。《『ウソがまかり通る』状況を作ってしまったら、社会の良識や倫理観などというものは、根底から崩壊してしまう》とし、《群馬県の歴史や県民の考え方や文化までが変質してしまう気がしてならない!》と語気を強めています。一貫して小川氏に厳しい態度を見せてきた山本氏ですが、当選後の12日のブログでは、結果は残念ではあるが小川氏に敬意を表したいと綴っています」(政治ジャーナリスト)

「前橋市民が選んだのだから、部外者として何も言う事はできない」という他県からの声も聞かれるが、この“お騒がせ市長”の動向は、まだしばらく日本中から注目されることだろう。