ラブホテルで市職員と面会したことで辞職した小川晶前前橋市長(43)が、出直し選挙を制し、市長に返り咲いた。
既婚男性の市職員(退職)とラブホテルで面会していたが、「男女の関係はありません」と一貫して不倫を否定。当初、地元の反発は強かったが、風向きが変わったのは、密会相手の年齢が報じられたこと。
不倫騒動があった小川晶市長と永野芽郁
昨年9月に表面化して以来、時折取材に当たってきたというフリー映像ディレクターが明かす。
「当初、部下の既婚男性と報じられたことで、“年下の部下とうまいことやって!”と女性の反発が強かった。ところが、部下の男性が50代半ばの中年男性だとわかると、リーダーとして厳しい決断をする孤独をいやしてもらっていたのか、寂しかったのか、“ちょっと気持ち分かるわ~”という同情の声を耳にしましたね」
女性が同情し、それまで支配的だった「うまくやっちゃって」という否定的な意見は沈静化していった。説明責任を果たすためにメディアの質問にも答え続けたことも、逃げない姿勢に映った。福祉政策に力を入れ、小中学校給食費無償化などに取り組んだ実績もあった。
小川市長のラブホ密会が報じられる5か月前、芸能界でも人気俳優同士の不倫疑惑報道があった。田中圭(41)と永野芽郁(26)。田中は既婚で永野は独身。
「週刊文春に手つなぎショットや自宅マンションを尋ねる様子を報じられても、本人たちはそろって不倫関係を否定。翌週、本人たちのものと思われるLINE内容が報じられましたが、これさえも永野は身に覚えがないと否定し、以来、不倫疑惑に関する続報はなくなりました」(スポーツ紙記者)
とはいえ好感度、清純派イメージがとどろいていた永野の被害は甚大で、契約していたCMクライアントから次々に見放され、現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演も内定していたが、降板に追い込まれた。
「以来、基本沈黙を貫きつつも、元男性マネジャーと音楽ライブに行ったことをメディアにすっぱ抜かれたりし、相変わらずの脇の甘さを見せていました。昨年大みそかに公式ブログを約4か月ぶりに更新し、自分のことを伝えるメディアの情報を『勝手に発信される情報』と色分けし、『どうか目に見える情報だけを信じないでほしいです』とファンに呼びかけましたが、どれだけ共感を持って受け止められるかどうかは分かりません」
永野芽郁に張り付いたスティグマ
ラブホに行ったことを認めたが男女の関係を一貫して否定し続けた小川市長と、不倫疑惑もLINE流出もすべて否定した永野。不倫疑惑を否定した一点において両者の対応は同じだが、小川市長がまんまと消すことができた“うまくやっちゃって感”を永野は消せていない。
「永野は芸能界の若き成功者でした。不倫疑惑で多くを失いましたが、マネジメントのおかげで、今年配信のNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』の主演が決まっている。不倫疑惑に肉声で答えることがないまま、周囲に守られていることが、視聴者から見ると“うまくやっちゃって感”に映るかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)
逮捕案件のように執行猶予期間がないし、選挙の機会もない芸能人だけに、不倫疑惑から復帰するタイミングの計り方が見極めにくい。
永野に張り付いたスティグマ(否定的なレッテル)“うまくやっちゃって感”をそっと消し去ることができれば、復帰のひとつの目安になるのだが。
エンタメコラムニスト・エンタメライター・演芸評論家
新聞社文化部記者、テレビ局エンタメウェブサイトの記者、デスクなどを経て、現職。文化庁芸術選奨、浅草芸能大賞、花形演芸大賞の選考委員などを歴任。台東区主催『江戸まちたいとう芸楽祭』(名誉顧問ビートたけし)の実行委員長をつとめる。1月20日に演芸業界のリアルをまとめた新刊『落語家になるには』(ぺりかん社)が発売される。
