SixTONESの田中樹

 SixTONESの田中樹が“お持ち帰り”した鳥取の名産品が、いま爆売れしているという。

鳥取のかにみそを使ったディップソース

「きっかけは1月12日に放送された、SixTONESにとってTBSの初冠番組『6SixTONES』でした。過去にメンバーが語った発言からロケを組むという企画で、田中さんはグループの公式YouTubeで『温泉街で食べ歩きしたい』と話していたのです」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 そこで番組は、ゲストの大泉洋とともに熱海の商店街へ。商店街の全面協力のもと、彼らが飲食した商品は番組がすべて支払うという太っ腹な内容だった。

「金目鯛の干物や温泉まんじゅうなど熱海名物に舌鼓を打つなか、一行は『まぐろの生ハム』という看板に興味を惹かれ、店内へ。それを食べていたときでした。田中さんがある小瓶を手に取り『これだけ欲しい……』と切望したのです。ルールに従い、番組が支払うことになり、田中さんは商品を“そのまま持ち帰った”のです」

 田中が選んだのは「かにみそバーニャカウダ」。鳥取・境港の水産メーカーが製造する商品で、境港産の紅ズワイガニのかにみそをベースに、青森県産にんにくや鳥取・大山産の生乳を使ったクリームを合わせたディップソースだ。

 放送を見ていたファンは購入意欲を刺激されたのか、販売元である境港観光協会のオンラインストアに注文が殺到。SNSには《先ほど届きました!》《樹が買ったかにみそバーニャカウダでペペロンチーノ作ったよ~》など到着報告や、料理に使ったことを投稿するなど反響が広がっている。

「“オワコン”“オールドメディア”などと揶揄されるテレビですが、その求心力が未だにあることがわかりますね。とりわけファンは、推しが身に着けていたり、選んだものを購入する傾向にある。“かにみそ”と“バーニャカウダ”という意外性に加え、瓶のデザインがおしゃれだった点も刺さったのでは」

 波及効果は絶大だった。オンエア翌日の13日には、境港観光協会の公式Xが《SixTONESの田中樹さんに推していただいた「かにみそバーニャカウダ」ですが、オンラインストアでたくさん注文をいただきました》と報告。

「さらに16日には同協会のXが、商品の発送が遅れ気味であることを陳謝しつつ、到着を待つ間《ミニ情報の提供です》と切り出し、食べ終えて空になった瓶の再利用法をアドバイス。《植物やキャンディーを入れたり、ペン立てにしたりするとイイ感じですよ》と紹介していたのです」

「温泉街で食べ歩きしたい」という一言から実現した熱海のロケで、偶然手に取った鳥取の商品を持ち帰ったことが売上アップにつながった今回の一件。テレビの力とアイドルの推しの力が、地域経済を動かした“幸せの連鎖”の好例とも言えそうだ。