2025年11月2日(日本時間)、ワールドシリーズ2連覇を達成し、トロフィーを手にするドジャースの大谷翔平/共同通信

 MLBドジャースの“大型補強”が物議を醸している。ドジャースは昨年、先発投手を抑えに起用せねばならないほどブルペン陣が崩壊。その補強として、2025年12月にメッツからFAとなっていた“守護神”エドウィン・ディアスと総額6900万ドル(約103億5000万円)で3年契約を締結した。

カイル・タッカーなど“大物”を獲得するドジャース

ムーキー・ベッツ選手がクリスマスに撮影した家族との写真(ドジャース夫人会のインスタグラムより)

 さらに、外野の補強としてFA市場一番の注目選手だったカイル・タッカーを2026年1月に獲得。契約金額は4年2億4000万ドル(約380億円)で契約合意に至った。相次いで“大物”を獲得するドジャース。しかし、同チームの勢いはまだまだ止まらない。

「日本時間18日、『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者とMLBインサイダーのヘクトル・ゴメス記者がそれぞれ自身のXで、“ドジャースがフレディ・ペラルタを狙っている”と報じたのです。ペラルタ投手は現在ブルワーズに所属。1年後にFAとなるため、今から多くのチームが彼に興味を示しているようです」(米大リーグ評論家)

 ペラルタは昨季33試合に登板し、176回2/3を投げて17勝6敗。ナ・リーグの最多勝と最高勝率の2冠を獲得している。また、サイ・ヤング賞では5位にランクイン。3年連続でシーズン200奪三振とエース級の活躍を見せている。ドジャースが彼を獲得すれば、ワールドシリーズ3連覇がより近づくことは間違いないだろう。

 この動きに、他球団ファンからは怒りの声が爆発。

「金の力で選手を集めるのはもうやめてくれ!」

「一体何の冗談なんだよ。こんなことが許されていいのか?」

「ヤンキースを超える悪の帝国が誕生するなんて、どんな悪夢だよ……」

 などとドジャースを批判する声は少なくない。

大谷翔平と交わした“ある約束”

大谷翔平

 勝利への執念とその資金力で、大型補強を連発するドジャース。しかし同チームが積極的に補強をおこなう背景には、大谷翔平と交わした“ある約束”があるようだ。

「ロサンゼルスの地元メディア『ドジャース・ビート』は日本時間18日、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成部長のインタビュー動画をXに投稿しました。それによると、ドジャースが大谷選手と面談した際に、彼と“勝利を目指して積極的に取り組む”ことを約束したそうです。大谷選手との約束通り“勝てるチーム”を作るため、有能な選手を次々と獲得しているのでしょう」(前出・米大リーグ評論家)

 補強に次ぐ補強でますます付け入る隙が無くなっていくドジャースに、戦々恐々とする他球団のファンたち。しかし一方で、「今のドジャースに誘われたら、そりゃどんな選手でも行きたいと思うよ」「契約金額だけじゃなくてチームメートも魅力があるし、優勝も狙えるってなったら断れないよね」

 といった声も。

 批判を受けてもなお突き進むドジャース。本当にWS3連覇を達成してしまうかもしれない。