高市早苗首相が発表した衆院解散に伴い、公明党と立憲民主党が結成した新党『中道改革連合』。公明・立民両党に所属する衆議院議員は離党し、新党に参加することになるという。
しかし、原口一博衆議院議員は新党への不参加を表明。1月20日に開いた記者会見で立憲民主党に離党届を提出した上で、自らが立ち上げた政治団体『ゆうこく連合』を政党化し、選挙を戦うと発表した。
原口一博議員を説得しきれなかった野田佳彦代表
「原口氏は、15日に公明と立民が手を組んだ時から自身のXで《立憲民主党は野田代表および一部執行部の私党ではありません》《そんな党に誰が入るか》と批判を展開していました。野田佳彦代表は党の方針に沿わない議員に対して“最後まで説得したい”と話していましたが、原口氏を説得しきれなかったようですね」(政治評論家)
立憲民主党に反旗を翻した原口氏だが、ゆうこく連合が政党要件を満たすには国会議員が5人必要だ。原口氏は記者会見で、「『ゆうこく連合』に立憲民主党から合流してくれるのは、末松義規さんただ1人と、そういう状況であります」と明かし、「たった2人のスタート。これを5人の政党要件にして、そしてこの選挙戦、走って走って走りまくりたいと思います」と述べている。
だが、ここで驚きの事態が。肝心の末松氏の事務所が、Xで《末松義規がゆうこく連合に合流するという事実はございません》と完全否定したのだ。しかも《既に中道改革連合に入党届けを提出し受理されております。原口一博事務所には書面にて抗議をいたしました》とまで投稿されている。
このポストに対して、原口氏は《とんでもない。末松義規代議士とのメッセージのやり取りもあります》と反論。そこへ今井雅人衆院議員までが《原口さん、自分の考えを貫くのはご自由ですが、人を巻き込んではいけない。末松さんは、中道を入党届けを出している。嘘はダメ》と参戦してくるなど、混迷を極めている。
「原口氏は今井氏のポストに対して、《今井さん、そこまで私を辱めますか》と反応。そして末松氏と電話で直接やり取りしたと綴り、末松氏が原口氏へ《私は入院中で参加できませんが、松田秘書には指示を出しました!末松拝 よろしくお願いします》と送ったメッセージの画像をXにアップしています」(前出・政治評論家)
自身の公式HPでも“中道”入りを表明
だが、末松氏は自身の公式HPでも“中道”入りを表明。この状況に原口氏は21日、Xで《末松義規さんとの友情は、かわりませんが、こちらにも時間のリミットがあります》《本当に中革連に行かれたのならひとことくらい断りがあるはずです》と食い下がっているが――。
ネット上では原口・末松両氏のやり取りに、「末松さんに中革連の介入があったことは明らか」「末松議員が単純に心変わりしたんだろうけど、直接断りを入れないのはどう考えても大人の対応ではないよね」「政治の世界ではよくあることなんじゃないだろうか。一々“裏切られた”って騒いでたら政治家は務まらない」「残念ながら、末松さんの事務所が出してるのが最終決定でしょう」
などと様々な意見が上がっている。
原口氏の言い分もわかるが、これ以上はSNSではなく末松氏と直接話して解決してほしい。
