「これまでセリフの多い役を何度か演じたことはありますが、今回は専門用語が多いので、覚えるのが本当に大変なんです。しかも、(演じる)笹野はエリートなので、完璧に理解した上で、動きをつけながら視聴者の方に状況を説明するシーンもあるんです。受験生時代を思い出しながら、日々、撮影に奮闘しています(笑)」
「これまでやってきたことは間違っていなかった」
脱税を取り締まる東京国税局・資料調査課の国税調査官たちが、悪徳脱税者たちを成敗していく社会派痛快ドラマ『おコメの女』。
佐野勇斗は、東大卒の財務省キャリアで、資料調査課に加わった笹野耕一役を熱演している。類まれな情報処理能力を持つ、数学に強いスペシャリストだ。
「昔から数学は好きですし、理系だったのでそこは笹野との共通点ですね。それと、僕は“陰”と“陽”だと、明るく見られて陽キャな感じに思われがちですが、普段はあまりしゃべらないんです。たまに顔を見て“怖い”って言われたりします(笑)。笹野も表向きは明るく振る舞いつつ、素顔は陰な部分があるので、そこはシンパシーを感じますね」
主人公・米田正子役の松嶋菜々子とは、ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』('16年 TBS系)で親子役を演じて以来の共演となる。
「10年前は、緊張しすぎて自分のことでいっぱいいっぱいでした。ただの一般の高校生が、大スターとご一緒させていただいているという感じでしたね。今でも大スターなのは変わりませんが、人生とか家族についてお話しをさせていただいたりして、そこは成長しました(笑)。
この前、“何に幸せを感じますか”と質問したら、“心から人に感謝できることが幸せ”とおっしゃっていたので、まさに神の領域にいらっしゃるなと改めて感じました」
昨年はドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)での主演や、5人組ボーカルダンスユニット・M!LKとして『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすなど、多忙ながら充実した日々を過ごした。
「『紅白』出場は、これまでの芸能生活で(周りから)いちばん連絡が来ました。孫が出演すると決まって、実家のじいちゃんとばあちゃんは、まるで地元のスターみたいになっていたそうです(笑)。
デビューして10年がたちましたが、『紅白』出場もそうですし、『ESCAPE』でゴールデン・プライム帯に初めて主演を務めさせていただいたりと、いろいろな目標が叶ってうれしかったですね。これまでやってきたことは間違っていなかったと実感できた年になりました」
『おコメの女』で新たなスタートを切った2026年の目標を聞いてみると……。
冬はテンションが上がる?
「まずは、2回目の『紅白』出場を目指すべく、頑張っていきたいと思います。あとは、今年こそM!LKのみんなで富士山に登りたいです。メンバーの(塩崎=「さき」はたつさき)太智が、登山とか得意じゃないのに、“日本一みなさんを喜ばせるグループになるのなら、日本一の山は登っておくべきだ”とずっと言っているんです。
僕もそれに共感していて、ぜひ登ろうと話してはいるのですが、タイミングが合わずにまだ挑戦できていなくって。なので、今年こそ富士山の頂上に立って、みなさんに感想をお伝えしたいと思います(笑)」
冬のお楽しみ!
「暑いのが苦手なので冬は好きですね。昔はスノボとかやったり、子どものころは、雪が降ったらじいちゃんにかまくらを作ってもらって、“暖かい”と言いながら遊んだのを覚えています。冬はお正月など行事やイベントも多いし、積極的に参加したい派なので、この季節はテンション上がります(笑)」
