今年の5月末をもって活動を終了する嵐。ラストツアー「We are ARASHI」が開幕する直前の3月4日には、新デジタルシングル『Five』をリリースすることが決定し、5月31日には、ファンクラブサイト限定で同曲のCDも販売されることになった。
「新曲は2020年10月に配信された『Party Starters』以来、CDシングルとしては、同年7月発売の『カイト』以来、実に6年ぶりになります」(スポーツ紙記者)
20年以上嵐を取材しているメディア研究家の衣輪晋一さんは、今度の新曲について、
「嵐は5人なんだよ、というメッセージが込められていると考えます。そもそも活動休止したのは、リーダーの大野智さんが“一度、何事にも縛られず自由な生活がしてみたい”と申し出たためで、やはり5人でなければ嵐じゃないとの気持ちがあったからです」
ラストツアーは、3月13日の札幌ドームからスタートし、全国5大ドームを3公演ずつ回る、全15公演のスケジュールとなっている。
「ラストは東京ドームで行いますが、同所での公演に関しては、活動休止前の『This is 嵐 LIVE』時点で、アーティスト史上最多の58回の記録を持っています。メンバーにとっても、特に思い出深い場所なんです」(前出・スポーツ紙記者)
ライブをオンライン配信でアラ稼ぎ
ツアーは延べ70万人を動員するとみられているが、
「チケット代は1万2000円。申し込み手数料の900円も入れると、チケット代の売り上げは約90億円となります。
嵐は2020年に、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』を開催し、オンライン配信を行いました。その際のファンクラブ会員の視聴料は4800円、一般視聴料は5800円でしたが、視聴者は1000万人以上といわれているので、およそ500億円の収入があったと考えられます」(経済ジャーナリスト、以下同)
今回もオンライン配信が決まっており、さらにラストツアーというプレミアがついている。必然的に生配信の需要が膨らむと考えられるのだ。
「グッズの売り上げは、客単価を5000円と仮定すると、35億円ほどの収入になります。さらに、ライブ会場を訪れる人の宿泊や飲食、交通費でも大きなお金が動くので、すべて合わせると1000億円以上の経済効果をもたらす可能性があるのです」
一方でグループの活動終了後、5人はそれぞれどんな道に進んでいくのだろうか……。
「新しいプロジェクトがあるわけではなく、活動休止中に行っていたソロ活動に戻ると考えられます。二宮和也さんは、HBOなど海外の衛星放送およびケーブルテレビの作品に出演する可能性があり、活躍の場が広がるのではないでしょうか」(衣輪さん)
櫻井翔は長年、『news zero』(日本テレビ系)のメインキャスターを務めており、独自の取材コーナーも持っている。MC力にさらに磨きをかけていくだろう。
松潤は若手育成、相場は連ドラ出演
「松本潤さんは、演出家としての能力が高い。2025年4月、Snow Manにとって初めてとなる国立競技場でのライブには、演出監修として、彼に依頼があったそう。
衣装の色を変更したり、いつもの声のトーンだと聞こえづらい可能性があるから、トーンを下げてみてはと、本格的なアドバイスをしたんだとか。今後も、STARTO社の若手育成に力を注ぐでしょう」(芸能プロ関係者)
相葉雅紀は、7月クールでの連ドラ出演が決まっている。
「テレビ朝日系で、2025年7月クールに放送された『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』に主演していた相葉さん。今年の7月にシーズン2の放送が決まり、相葉さんの続投も内定しているそうです。
俳優業以外にも、テレ朝系の『相葉マナブ』や、日テレ系の『嗚呼!!みんなの動物園』などバラエティー番組で活躍中。今後も冠番組が増えていくかもしれません」(テレビ局関係者)
テレビ朝日に、2026年7月から『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』のシーズン2が放送され、相葉の出演が内定しているのか問い合わせると、
「今後の編成についてはお答えしておりません」との回答があった。
活動休止のきっかけとなったリーダーの大野は、
「沖縄県宮古島市に、大野さんが出資しているリゾート施設があるんです。完成してから1年余り。施設内に建てられた4棟のヴィラはすでに稼働しているのですが、現時点では一般客に開放していないそうで、元KAT-TUNやNEWSのメンバーが遊びに来たことがあるんだとか。
施設内には大野さんの自宅兼アトリエもあり、何事にも縛られない生活を楽しむのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
今後は“一夜限りの復活”に期待
それぞれが別の道を歩み始めるものの“一夜限りの復活”というミラクルが起こる可能性もなくはないという。
「今回の全国ツアーが無事に終われば、有終の美を飾れるでしょう。しかし、ファンからの“もう1回、5人が集まっているのを見たい”という気持ちは高まっていくはずなので、それが可視化されたころに“一夜限定”というかたちで再集結するかもしれません。ファンを大事にする嵐だからこそ、人気が続いていれば、可能性があると考えます」(衣輪さん)
国民的アイドルグループとしてのステージは降りるものの、6月からはそれぞれの場所で、“5色の未来図”を見ることができるはず。
