2026年のスタートを切る冬ドラマも全作品が初回を終え、中盤に差しかかっている作品も。そこで、今回も10代〜70代までの女性視聴者1000人にアンケート。1話を見て「期待」できるドラマは果たして…
かわいい子役とスッキリ展開が◎
「未来ちゃんがお母さんになるとは」(埼玉県・43歳)、「子役がかわいい」(静岡県・32歳)
5位にランクインしたのは志田未来主演の『未来のムスコ』(TBS系)。志田演じる恋も仕事も崖っぷちアラサー女性・未来のもとに“未来の息子”だと名乗る颯太(天野優)が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリー。
未来の夫“まーくん”候補には、塩野瑛久、小瀧望などイケメンぞろいなのも見もの。ドラマに詳しいライターの成田全さんは、
「志田未来さんの演技もさすがですが、子どもの颯太役の無垢な演技が涙を誘うため、目を離せなくなった人も多いのでは。'06年に志田さんが主演した『14才の母~愛するために 生まれてきた』のときに生まれた子は今年20歳か……などと考えてしまいました」
“30歳の母”も好評なようだ。
4位は松嶋菜々子主演『おコメの女』
「勧善懲悪でスッキリする」(神奈川県・44歳)、「松嶋菜々子さんと大地真央さんが眼福」(兵庫県・54歳)
4位は、松嶋菜々子が東京国税局の敏腕調査官を演じる『おコメの女︱国税局資料調査課・雑国室︱』(テレビ朝日系)。米倉涼子主演の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などのヒット作を生んだ木曜夜9時枠に新たな社会派・痛快エンタメドラマが誕生した。
「テレ朝らしい毎回スッキリする展開、キャストも盤石で、シリーズ化も視野に入れた仕上がり。ただひとつ気がかりなのは松嶋さん演じる調査官、米田正子を含め、ドラマ全体が“米”に執着しすぎていて、その設定が今後足を引っ張らないかと」(成田さん)
米不足だったからこそコメが必要!?
化石男に続いて新たな当たり役?
「前作の勝男とは大違いだけどカッコいい」(千葉県・47歳)、「誰が犯人なのか最後まで見守りたい」(宮城県・32歳)
3位は竹内涼真主演のミステリー『再会~Silent Truth』(テレビ朝日系)。23年ぶりに再会した初恋の相手・万季子(井上真央)は殺人事件の容疑者だった。小学校6年生のとき以来、誰にも言えない秘密を共有した仲間たちと共に、刑事の淳一(竹内)の心は大きく動いていく─。
前クールのドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)の“化石系男子”役で人気を博した竹内が新たな境地に挑む。
「過去と現在、2つの殺人事件が交錯しながら、23年前の秘密を共有する4人が抱える“あの日の事実”が少しずつ明らかになっていく中で、誰が犯人かわからない展開に引きつけられます。なぜか頻繁に手を洗う淳一の行動も気になりますね」(成田さん)
江口のりこ演じる刑事のタップダンスも気になる?
2位はNHK作品
「松ケンの演技がすごい」(東京都・29歳)、「1話の小林虎之助さんがよかった」(長野県・36歳)
2位は今回、唯一ランクインしたNHK作品『テミスの不確かな法廷』。任官7年目の裁判官・安堂(松山ケンイチ)はASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)を隠し、普通を装っているが、ふとした言動が前橋地裁第一支部の面々を戸惑わせながらも真実に迫っていくストーリー。ドラマに詳しいライターの津田春子さんは、
「松山ケンイチさんが素晴らしいですよね。ASDの患者さんを演じるときに瞬きや首を傾げたりなどの演技をされる役者さんが多いのですが、松山さんはそういった大げさな動きはしていないのに、視聴者にちゃんと伝わるんです。
同じNHKの『宙わたる教室』('24年)のスタッフが制作しているので1話のゲストに小林虎之助さんが出たり、安堂の特性からくるこだわりが誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出すのが新鮮」
安堂がたどり着くのはどんな真実なのか。
視聴者の期待を最も集めた冬ドラマ
そして視聴者の期待を最も集めたのは、
「ザ・日曜劇場。これくらいスケールでかいのが良い」(福島県・40歳)、「永瀬廉の悪役が新鮮」(大阪府・27歳)
鈴木亮平主演の『リブート』(TBS系)が1位に。妻(山口紗弥加)を殺害した容疑で追われることになったパティシエ・早瀬(松山ケンイチ)が、自らの身の潔白を証明するために家族を捨て、裏社会とつながる悪徳刑事・儀堂(鈴木)になりすまして真犯人を追うサスペンス。
「殺人犯とFBI捜査官が整形して入れ替わる『フェイス/オフ』と、逃亡しながら殺人事件の真相を追う男を描いた『逃亡者』をミックスした設定ですが、そこは日曜劇場。まったく新しいドラマに仕立て上げました。松山さんの出身地の青森弁まで取り入れるなど、鈴木さんの入念な役作りは今回も健在」(成田さん)
松山ケンイチ出演作品が「期待」部門上位を占めた。
