2026年1月31日、東京・両国国技館でモンゴル出身の元横綱・照ノ富士の《照ノ富士引退 伊勢ヶ濱襲名披露大相撲》が盛大に執り行われた。2025年1月に現役を引退した第73代横綱が、力士としての最後の土俵に立ち、約330人がはさみを入れる断髪式で大銀杏に別れを告げた。現役時代の師匠である宮城野親方(元横綱・旭富士)による止めばさみで、波乱万丈の相撲人生にひとつの区切りがついた─。
最後の横綱土俵入りでは、現役横綱の豊昇龍と大の里を太刀持ち・露払いに従え、不知火型を堂々と披露。さらに3歳の長男・照務甚(てむじん)くんもまわし姿で土俵に上がり、父の晴れ舞台を見届けた。
ドルジハンド夫人の美貌にファンが騒然
断髪式を終えた伊勢ヶ濱親方が土俵を降りると、可憐な白い着物姿のドルジハンド夫人と長男のテムジンくんが花束を手渡した。夫人は親方の頬に優しくキスをし、その微笑ましい光景が報じられると、ネット上は一気にざわめいた。
2018年2月に結婚した夫人の美貌は以前から話題となっていたが、この日もその存在感は格別だった。ファンからは《照ノ富士の奥様本当に美人だよねえ》《羨ましいな》《奥様とんでもない美人》といった称賛の声が相次いだ。
髷を落とし整髪した親方がタキシード姿で再登場すると、その“大変身”ぶりに「断髪したらデカい小学生みたいになった」「見違えるようだけどまだ34歳だもの、若々しいよね」「若返ったのでは?」と幼く見えるとの声が散見。
ABEMAの中継で解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は、断髪後の親方を見て「なんか可愛くないですか?」と笑いをこぼしたほど。長年、大銀杏を結い続けてきた力士が髷を落とすと、別人のように見えることは珍しくないが、192cm・176kgの巨体を誇った元横綱の“若返り”ぶりは、想像以上のインパクトをファンに与えたようだ。
波乱万丈の相撲人生に幕
照ノ富士の相撲人生は、まさに山あり谷ありの連続だった。モンゴル出身で、2011年に初土俵を踏むと順調に番付を上げ、2015年には大関に昇進。しかし、両膝の故障と糖尿病により成績が低迷し、大関から序二段にまで転落するという前代未聞の経験を味わった。
糖尿病でもあった状況に「死ぬんだろうな」——当時の心境をそう語ったこともある照ノ富士だが、師匠の支えもあり引退を思いとどまったという。序二段から幕内に返り咲き、2021年には横綱昇進を果たし、優勝10回という堂々たる実績を残した。
「大関から序二段に転落し、横綱に昇進した力士はほかにはいません。横綱在位21場所のうち、両膝の故障と持病の糖尿病に苦しみながらも、一人横綱として角界を牽引した実績は語り継がれるでしょう」(相撲ライター)
断髪式後、親方は「頭が軽くなった」と笑顔を見せた。
力士としての照ノ富士の姿はこの日を最後に見納めとなったが、美人妻と可愛い長男に囲まれた親方の新たな人生は、まさに始まったばかりだ─。
