2月4日、文房具やコスメ、キャラクター雑貨などを取り扱う『ロフト』の公式サイトで、『立体シールの販売見合わせについて』と題した文書が公開された。
「ロフトは《「ボンボンドロップシール」「うるちゅるポップシール」「ドロップジェリーシール」の3シリーズは、全国的な品薄と混雑防止のため、当面の間、ロフトネットストア含むロフト全店で販売を見合わせいたします》と公表。販売再開の時期は未定だといいます。
名前が記された3つのシールはふっくらとした立体感と艶やかな質感が特徴的なシール。昨今、Y2Kなど、ファッション分野でも平成期に回帰するようなトレンドが見られますが、シールも“平成レトロブーム”の波に乗る形で小中学生から大人まで幅広い世代から人気を博しています」(全国紙社会部記者、以下同)
『ハンズ』『ヴィレヴァン』『ドンキ』の対応は
昨年の流行語大賞には“平成女児”がノミネート。1990年代後半から2000年代初頭の小中学生カルチャーが再評価されている。この“立体シール”も昨年後半ごろから話題になり、販売する小売店では品切れが相次いでいる状況だ。
2月5日、「ボンボンドロップシール」の販売元である株式会社クーリアは公式Xで新作を告知するとともに《今までに発売された全ての商品も、24時間体制で増産に入っております》と綴った。
大ブームが起こっている“立体シール”だが、深刻な問題も浮上しているという。
「大手フリマサイト『メルカリ』での高額転売が散見されており、中には定価の10倍で売られているものも。今回のロフトの販売見合わせには、“転売問題”も影響していると見られます。さらに転売だけでなく、中国製の“偽物"も流通するなど、カオスな状況になっています」
ロフト以外で立体シールを扱う雑貨店は、今後どのような対応を取るのだろうか。『遊べる本屋』をキーワードに書籍や雑貨などを扱う『ヴィレッジヴァンガード』に問い合わせてみたが、「その手のシール関連の取材・撮影はお断りさせていただいています」とのことだった。
生活雑貨やDIY商品、植物などを扱う『ハンズ』は、
「お問い合わせの立体シールに関しては、入荷未定の状況が続いています。そのため、個別の商品・シリーズについての取り扱い有無は回答を差し控えさせていただきます。
また、販売に関しては店舗運営とお客様の安全確保および、公平な販売機会の提供を最優先に考え、適宜対応しております」
と回答があった。
家電や食料品などを低価格で販売する『ドン・キホーテ』は、
「3種類とも取扱いしておりますが、いずれも人気商品のため各店舗品切れ・入荷待ちの状態となっております。今後につきましては、回答を控えさせていただきます」
と回答。
加速する“立体シール”ブーム。品切れや高額転売、偽物の流通など、問題は山積みのようだ。
